こんにちは、絶學無憂です。
人間ですし、ちゃんと感情は動いているので、全くストレスゼロというのは誇大広告だと思いますが、日常感じるストレスレベルはかなり低いほうだと思います。これは自分自身の20代の頃を思い起こすと差が歴然です。四六時中常に、ドロドロした思考がぐるぐる回っていて、ずーっっと怒っていましたし、後輩から恐れられていました。
最近は、私の正体を知る人からしばしば、「その場面で平気でいられるとは無憂さんは心のコントロールがすごいですね」というようなことを言われます。
一般的な考え方ですとたしかに「心が動揺しない=心のコントロールに優れている」、というイメージが強いでしょう。ですのでこう考えるのも無理はないのかもしれません。
ですが、実際にはコントロールしていません。
ただそのまんまでいるだけです。
ものすごく普通でいるだけです。
野球のピッチャーがボールをコントロールするように、なにか精神を集中しているというわけでもありません。
何らかの努力を維持することでその状態を保っているわけでもありません。
もっとシンプルです。
地雷撤去が進んで爆発するものが減ってくると、そうやって普通でいられる場面が増えてくるんだと思います。
もちろん、そのまんまでいて、感情が揺れてくることもあります。
普段が静かな、静逸の中にいるので、違いとして揺れてくるのが分かりやすい状態です。(20代の頃は、ヘビメタの音楽が大音量で鳴り響いているような、そんな頭の中だったので、いちいち何にどう自分が反応しているかわからなかったと思います。)
揺れて来たら、揺れを味わってみて、もういいや、と思えば、その揺れを作り出している観念を見つけて、ブログで紹介しているような方法で手放します。たとえば、般若心経の真言を唱えます。
この部分はコントロールと言えなくもないですが、普段は特に何もしてません。
もちろん20代の私は何も知りませんでしたが、そういう結構楽ちんな世界があるんですよー。