こんにちは、絶學無憂です。

 

(今は休暇を取るので一時的に募集を停止させて頂いてますが)遠隔レイキ・ヒーリングによる感情解放サービスをやっておりますと、依頼者の方から

ゼロになった感情が戻ってくることはあるんでしょうか?

というご質問をいただきました。

 

まあ、気になりますよね。なんだか魔法みたいな方法で感情をゼロに持っていって、それがそのまんまでいてくれるんだろうかと。

 

決して戻ってこないとは言いませんが、それは起こりにくい、というようにお返事しました。

 

 

どういうことか、ここでご説明します。

 

これは感情というものがどういう仕組で発生しているか、というメカニズムの理解が必要です。

 

私が採用している考え方は、「引き寄せの法則」で有名なエイブラハム(エスター・ヒックスがチャネリングする存在)のものです。

 

昔の記事でも同じことを船の絵を使って説明させていただきましたのでよければ見てちょ。

 

 

ネガティブ感情が発生するのは、外部の物や人・出来事が原因である、とずっと私達は信じ込んできましたが、どうやらそれは大間違いであるようです。

 

なぜそんなことが言えるか?

 

同じような物、人、出来事に対して、探せば必ず違うように反応する人がいるからです。ある人にとってはネガティブ感情を生じることがあっても、別の人にとってはそうではない。

 

つまり、感情を生じる原因は個人的なものです。外側ではなくて内側にあります。

 

感情の裏側には必ず、思考・観念・考えというものがあります。そして実はこの思考・観念の中身が鍵なのです。

 

非物質界にまで拡大した「自分」、あるいはハイヤーセルフとかハイヤーマインドと言ってもいいと思いますが、は視野が広いので、物質界の制限を超えて物事を俯瞰することができて、自分が何を望んでいるかというのがはっきりしています。

 

これに対して、物質界の小さな「自分」は、視野が制限されているので、ハイヤーセルフが望んでいるようなことが容易にはわかりません。

 

で、物質界の小さな「自分」に、ハイヤーセルフの望む方向が分かるように、と準備されているのが、感情です。

 

これは羅針盤のように働いて、そのときの自分(物質界の小さな自分)が考えている内容が、ハイヤーセルフの望む方向と一致していれば、ポジティブな良い気持ちを味わい、離れていれば離れているほど強いネガティブ感情を体験します

 

レイキに限らず、感情解放テクニックを用いると、感情ストレスの数値が下がっていきます。このときに何が起こっているかを想像しますと、ネガティブ感情の強さが減っているということは、その感情を発生させていた何らかの観念、ハイヤーセルフの望む方向から外れた観念があったはずなのですが、それを信じる度合いが減っていったということでしょう。

 

そう考えたので、レイキによる感情ストレス解放の際には、テーマとなっている感情ストレスだけでなく、それと関係していそうな観念を信じる強さを数値化してレポートしてもらっています。

 

すると実際に、感情ストレスと観念の強さの両方が連動して減っていくことが多く見られました。(感情の方にフォーカスしてもいいし、観念の手放しの方にフォーカスしても、どっちでも同じような感じでレイキは使えるようです)

 

ポジティブ感情であれ、ネガティブ感情であれ、感情を発生させているときに、その感情の波動に合うような現象が引き寄せの法則に従って運ばれてきます。これこそが引き寄せの法則。

 

非常に強い感情ストレスを感じているときは、そのエネルギーに沿ったような現実を引き寄せてしまうので、堂々巡り、悪循環になってしまい、抜け出すのが難しくなります。

 

本来であれば、思考内容をちょっと変えるだけで済むはずの話なのですが、長期間に渡ってずっと信じてきたような信念というのは、引き寄せの法則が作用して、その信念を持続させるような力が働くので、違うことを考えるのがそもそも難しいのです。

 

感情解放テクニックというのは、その部分をレイキであったり、他の方法でサポートしているわけです。

 

そして、感情ストレスがゼロになったとき、その感情を発生させていた観念はもう、その人にとってはどうでもよい、執着のないものになったはずです。そして、感情ストレスがゼロですから、そのテーマについては引き寄せが作用しません。したがって、元の木阿弥で同じ感情が戻ってくるということは起こりにくいと考えられます。

 

実際、自分自身を使って感情解放をたくさんやっていますが、ゼロまで行って同じのが戻ってきた、というのは記憶にありません。あったとしてもかなり稀だと思います。

 

私のヒーリングを受けた人で感情ストレスがゼロまで行ってまた戻ってきた、という方がいたらぜひ報告してくださいね。

 

感情ストレスがゼロではなく、1(0から10のスケール)のような、ほんのちょっとだけ残った状態、というのは、セラピーとしてはあまり望ましくなくて、たった1であっても残しておくと、そこに引き寄せの法則が働くので、ぶり返しの可能性が出てきてしまうからです。