こんにちは、絶學無憂です。

 

今回も本田晃一さんのブログから。

 

「仕事」=「辛いもの」

「仕事」=「苦労との交換」

「仕事」=「時間と引き換え」

「仕事」=「クレーム対応」

 

という世界観を持ってると、ほんとそういう状況を作ってしまうのさ。

 

「仕事」=「楽しいもの」

「仕事」=「喜びとの交換」

「仕事」=「なんども収入をもたらしてくれる」

「仕事」=「みんなが私をちやほやしてくれる」

 

という世界観を持ってると、そういう状況になってくる。

本田晃一さんの特徴として、「こうするとこうだよ」と経験則を教えてくれるんですが、「なぜ」には踏み込まない、ということがあります。

 

私などは科学者の端くれとして「なぜ」「どうして」が大好きなので、ちょっと物足りないと感じることもあります。

 

で、上の経験則ですが、これのなぜを考えてみましょう。

 

これを理解するためには、「何が状況を作るのか」ということについて知っておく必要がありますね。

 

これはもう、皆さんとっくにご存知かもしれませんが、義務教育ではいまだに教わらないので、「はてな?」と思う方もまだおられるかもしれません。

 

我々が体験する現実を作っているのは、我々の意識です。なぜそれが可能かということを説明したのが、有名な「引き寄せの法則」です。ソフトバンククリエイティブから「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」が出版されたのがまだ江原啓之さんがテレビで活躍していた2007年ですから(懐かしいなあ)、それから10年以上を経て、これについては認知度が飛躍的に上がりました。アメブロで「引き寄せの法則」というタグを使うと、現時点で実に9万件も該当する記事があるようです(ちなみに「起業」が22万件、「きゃりーぱみゅぱみゅ」は2600件)。ここまで認知度が上がるためにはアメブロの人気ブロガーたちの活躍も大きかったでしょう。

 

ちなみにこのエイブラハムというのは、聖書に出てくる名前ではありますが、ここでは実は著者の一人エスター・ヒックスさんがチャネリングをする相手のことであって、これは人間ではありません。宇宙人バシャールと、エイブラハムというのは今の時代の、チャネリングにおけるツー・トップかもしれません。どちらもチャネラーがアメリカ人であるというのも、メッセージがもっとも世界に伝わりやすいという意味で偶然ではないように思います。どちらも多数のYouTubeビデオでチャネリングの様子を隈なく見ることが出来ます。喋り方や声の調子、話す内容が、いきなり変化するのは何度見ても興味深いです。

 

つまり引き寄せの法則を受け入れるということは、目に見えない存在とのチャネリングで得られた情報を受け入れるということに繋がっています。それが記事数にして9万に達するというのは相当なもんですね。読者数がどれくらいに達するのかは推定が難しいですが、普通に考えて記事数よりはだいぶ多いでしょう。やっぱり集合意識というのは時間と共に変化してくるのだなあと思います。

 

 

話を戻すと、私達が今現在、持っている思考内容があります。これは意識に上っているものだけでなく、意識に上っていないような、当たり前と思っている思考も含まれます。いろんな思考・観念がありますが、それぞれに対して私達は、何らかの感情的な反応を示します。この感じる感情こそが、引き寄せの法則の作用点となります。

 

ちょうど星と星が重力で引き合うように、感じている感情と、似たような「波動」の現象が宇宙の中で引き寄せられてきて現象化するとされ、これは宇宙法則であって、例外がない、のだそうです。

 

はっきりと意識に上っているような感情であれば、対処もしやすいですが(いや、これで苦労する人も多いか)、ここで晃ちゃんが「世界観」と呼んでいるのは、もう意識にも上らないような、本人にとっては当たり前と化してしまった考えです。当たり前になっているだけに、そもそも気づくのが難しいんです。

 

よくコンピューターのソフトを使っていて、なんか使いにくいなあと思ったら、初期設定を変える必要がありました、ってことありませんか?それとよーく似ています。なかなか気づきにくい。でも、変化を起こそうとしたらそこをいじらないとしょうがない、っていうところも似ています。

 

「仕事」=「辛いもの」っていうのは思考であり観念ですが、「辛いもの」って言うだけあって、モロに負の感情がへばりついていますよね?こういうのが要注意です。

 

「仕事」=「楽しいもの」ではそれが正の感情に置き換わっています。

 

それぞれ感情の発する波動が真逆なので、真逆の状況が現象化しますよ、っていうまさにセオリー通りのことを語ってくれています。