こんにちは、絶學無憂です。


あまり具体的に書くとすぐに正体がバレますからぼやかしてしかここには書けませんが、まあ結構長いこと、研究業界に身を置いているものの、未だに大きな仕事を自らものにしていないという思いがあります。ラボ内のビッグプロジェクトで重要な貢献をしたことはあり、そのおかげでボスも昇進し、私も今でもご飯を食べさせてもらっているわけですが、これも自身のプロジェクトではありませんでした。

大学院生の頃からそうですが、構想段階では悪くないようです。当時出した計画申請書、ポスドクになってから出した計画申請書などで、繰り返し、数年後に非常によく似たアイデアの仕事が大きな論文として発表されて、それを出した人たちは成功しています。問題は、自分ではそれを達成できていないというパターンですね。必ずどこかの誰かが代わりに達成してます。自分はと言うと、計画のかなり初期段階で躓いて、グズグズになってしまい、仕方ないからもう少し手近な課題に手を出したりしています。

本当に面白そうな課題を見つけて計画を立てても、計画倒れするパターンがあります。

では、実行力が全然ない、机上の空論だけの人かというとそうでもなく、だいたい実際にやっている仕事では高いクオリティで成果を出している気がします。眼の前の実験や作業が手に付かない、というわけでもなくて、むしろオタクのようにそういう技術に精通していくところがあります。むしろ延々とそういう作業をやっていても平気なほうです。

ハイレベルでの立案は悪くない、ローレベルでの実務もせっせと高い水準でこなす。ところが、どうもその両者の間くらいのところで失敗するのですね。立案したものを、実際的な仕事にまで落とし込む、というところが上手くいかないような気がします。仕方ないので、すでに実際的な仕事にまで落とし込んであるプロジェクトのほうに従事することになりがちです。

周りの自分よりもずっと年下の大学院生など観ていると、そういう私の苦手なところを、さっさと突破して新しい実験系を立ち上げたりしている人がいますから、立案しているものが難しすぎるというよりも、どうも私自身の動きの鈍さが関係していそうです。

チャレンジングな計画を立てたときに、実際にそれを日々の仕事として従事している自分の姿がそもそも想像できてない感じがあります。

単純に問題設定が難しすぎる、あるいは実現性を無視し気味であるのが、計画が実現しない理由なのか。それとも、やはり私の持っている観念や感情が邪魔しているのか?

よし、筋肉反射テストで聞いてみよう。これはきっと有意義な使い方でしょう。

  • もう少し簡単な問題を考えるべきである。NO
  • 実現しない理由は私の感情である。NO
  • 実現しない理由は私の思考である。YES
  • 実現しない理由は私の観念である。YES

さらに、良いアイデアを思いついたのに実現に向かっていない状況を考えたとき、14経絡の対応筋の状態を調べると、任脈・督脈、脾経・胃経(五行の土)、肺経・大腸経(五行の金)、腎経・膀胱経(五行の水)が左右ともにスイッチ・オフでした。

 

  • 任脈・督脈というのは体の正中線をそれぞれ前と後ろから上るような経絡(奇経)であり、その他の十二正経の排出口のようなものとも言われています。これらのスイッチが切れるというのは、大雑把に言えば、問題が重大であるということを表します。

 

  • 五行の土(ど)というのは、消化器官に関わることから、物事の咀嚼・理解というメタファーに通じています。「うわ~、分かんないよう」という時にスイッチが切れます。

 

  • 五行の金(こん)というのは、罪悪感や自己防御と関連すると言われています。金属製の甲冑で身をを守るような感じですね。自分が悪いことしているという意識で、自分を庇おうとするとスイッチが切れます。

 

  • 五行の水(すい)というのは、本質的なものや恐怖感と結びついています。

 

難度の高い、重要な課題を設定したので、「うわ~これは本質的だ」と思いつつビビっており、しかも何か後ろめたい気持ちがあり、自己防衛が必要だと感じている。その上、うまく理解・共感が出来ないでいる、こんなエネルギー状態ですね。

 

どうも筋肉反射テストで調べているうちに「成功してしまったらどうしよう」「成功したら困る」という思いまで出てきました。

 

こりゃどうもいかん。うまくいきっこないですよね。成功したら困るから初期段階で自ら計画を潰しに行っていた可能性が出てきましたよ。

 

思いつく限りかなりいろいろと解放してきたつもりだったので、まだこんなのが残っていたのかという驚きもあります。

 

正負の感情エネルギーのたまり具合も調べました。これも筋肉反射テストで数値を調べます。すぐできます。

 

  • 難しいプロジェクトが成功することに対する負の感情チャージ、100%
  • 難しいプロジェクトが成功することに対する正の感情チャージ、20%

 

あちゃあ、ですよね。よほど成功したら困ると思っているらしい。
 

 

次にこれは一体どれくらいの期間自分に影響を及ぼしてきたのか知りたいと思ったので、年齢遡行を行いました。筋肉反射テストでいつからですか?と尋ねるのですが、別に難しくはありません。

 

4歳から、ということなので幼稚園児の頃ですね。しかもきっかけとなったのは、家の中の出来事で、家族の中では親ではなく、姉が関係していると分かりました。

 

ひょっとして、「難しいプロジェクトが成功すると姉がひがむ」というのがこのことの根底にある?

 

これが筋肉反射テストでYesと出てしまいます。この姉がまあ、いろいろとある人で、たしかに状況はよく分かりませんが自分が四歳くらいのときになにか一緒にやっていて、私が難しいことを達成した時にあからさまに不快な反応を示した、かどうかは全く分かりませんが、そういうことのあり得る相手ではあります。私が成功しすぎると姉が悲しむ(親は喜ぶ)という構図はたしかに思い当たるのです。

 

「私が難しいことに成功すると姉が悲しむ」について0から10で数値化すると、10。マックス出ました!

 

(ちなみにこの数値化は事前にやるのを忘れたんで、インチキ臭いですが、後から、筋肉反射テストで行っています。たとえば「1時間前」という設定で調べます。)

 

ここでエモーションフリーによる解放を行いました。

 

以下をフレーズとして、左腕の付け根の中府のあたりをムニムニとさすりながら、唱えること、数秒ないしは数十秒。

 

私は難しいことにチャレンジして成功すると姉を悲しませる、と感じています。そう信じています、そう考えています、そういうパターンがあります、そう決めています、そういう⾃分を深く受け⼊れて深く愛します。」

 

「私が難しいことに成功すると姉が悲しむ」について0から10で数値化すると、0。

 

これについてなんとも思わないです。

 

  • 難しいプロジェクトが成功することに対する負の感情チャージ、100%→0%
  • 難しいプロジェクトが成功することに対する正の感情チャージ、20%→100%

 

さらに、良いアイデアを思いついて今から実現するという状況を考えたとき、14経絡の対応筋の状態を調べると、全部正常でした。

 

実際、今も難度の高い計画を提唱しつつ、学生に任せっぱなしで自分では全然進めていなかったんですが、実験室でその計画のために作業している姿を想像できるようになりましたよ。


「本当に面白そうな課題を見つけて計画を立てても、計画倒れするパターン」も筋肉反射テストで調べると残ってないそうです。これは時間をかけて経過を見ないと本当か確かめられませんが。

 

もうひとつ、姉に対するイメージが軽くなった気がしますね。これも大きいかもしれません。

 

ちょうど、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)にふさわしいエモーションフリー体験となったとさ。

 

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