こんにちは、絶學無憂です。

 

しつこく、恥ずかしげもなく本田晃一さんからブログネタを頂戴しております。どうせ怒らないだろうし(笑)。


 

これね、つい最近もありました。戦争反対運動に燃える親父に冷水をかけようとして「上から目線が鬱陶しい」というお言葉を頂戴しました。

 

なんでこんなに、タイミングよく、本田晃一さんのブログやラジオが私のテーマを扱うのかその秘密はよく分かりませんが、まあこれももうほとんど私のために書いてくれたような記事であります。

 

このブログのテーマは極性の分離と再統合にあるわけですが、なんで親父を見下したかというと、いろいろ経緯もあるにはあるのですが、一番大きいのは本田晃一さんの言う通り、過去のダサい自分を見下してるわけよ。あー、俺バカだったなあ、と思っていると、似たような状況にいる人が全部馬鹿に見えてきてしまう。

 

あーあ、君、君、そっちへ言っちゃ駄目だよー、もう見え見えじゃないか結末がどうなるかぁ、あーあ、こんなに解決法がはきりしているのになんでわざわざそっちへ行くかなあ、あちゃあ」と思うから、まあ、バカに見えちゃうわけです。

 

だから、これは声を大にしていいますが(字を大にして書きますが)、

 

他人に対する感情は、自分に対する感情が鏡に写ったもの

 

これに尽きますね。

 

別な言い方をすれば、今の私は、ちょっと前のダサい私と違う、と思ってます。つまり、今の私と、昔の私の間で対立軸を作って、分離しちゃっています。この「ああ、もうヤダヤダ」という分離のエネルギーが、人間関係に映し出されちゃうんですな。もうそれはまさにホログラムみたいに、よくできた立体映像として。あんまり良くできているから、まさかそれが自分の中から出ているとはなかなか思い当たりませんが、そういうことです。

 

そしてこのテーマが無視できないのは、そもそもこのブログの想定読者は少し前の私であり、私はその想定読者をしょうがないバカだと思っているらしい、という理由に依ります。私が読者をバカにしていては、読む方としてはちっとも心地よくないでしょう。だから一刻も早く何とかしなきゃいけません。

 

本田晃一さんの処方箋は、ダサい自分によしよししてあげよう、ということでした。ここではせっかくなので、エネルギーワークっぽい方法で、ちょっと前のダサい自分との再統合を狙ってみましょう。こんなやり方もあるよ、っちゅうことで。

 

ちょっと前のダサい自分を思い浮かべまして、キネシオロジーの筋肉反射テストで経絡を調べますと.....

 

任脈・督脈、胃経・脾経、肺経・大腸経、が左右とも乱れてます。

 

任脈・督脈が両方乱れるというのは乱れ方が大きい、つまり結構重要なテーマだということです。任脈は自分で主体的に選ぶということ、督脈は変化や変容の象徴、胃経・脾経は五行の土で理解・共感の象徴、肺経・大腸経は五行の金で罪悪感や自己防御の象徴ですから、ああ何やってたんだろなあという自分に対する罪悪感と、バカなことしてたなあ、という理解出来ない気持ちがあって、この過去のことを思うと、自分で主体的に選んで変容していくということができない、停滞する感じがあるでしょうか。

 

田中信二さんに教わったテクニックのひとつですが、タッチ・フォー・ヘルス(キネシオロジーと呼ばれるセラピーの中の最大流派)に伝わる「8の字テクニック」というカッコイイ名前のものがあります。8の字というのは、漢数字の八ではなくて、数字の8ですが、横倒しにすればご存知無限大マーク ∞ でもあります。そして、多くは横倒しにして使います。

 

手のひらの上に、今のイケていると自分で思っている自分と、1月頃のイケていない自分とを両方、小人にして乗っけることを想像します。(二人分のいい写真がないですがだいたいこんな感じ)

 

 

すごい簡単ですが、手のひらに新旧の自分を二人乗せて(光と影みたいで、なんだかぜんぜん違うイメージ!)、その両者のちょうど間に中心点を置くようにして、二人を囲むように、水平に8の字をグルグルと描きます。最低でも8周。もっとグルグル続けてもいいです。

 

 

そして深呼吸。

 

古い方の自分のミニチュアについてどう感じるか探ってみると、新しい方と同じようなイメージに変わったようです。なんかあまりみすぼらしいとか、悲惨だとか、バカだとか思わない。どちらも同じ自分だ、って感じで、どちらも輝いています。これで統合されたかな?

 

もう一度ちょっと前のダサい自分を思い浮かべまして、筋肉反射テストで経絡を調べますと.....タッチ・フォー・ヘルスで扱う42筋が正常なようです。

 

そしてもう一度戦争反対運動に燃える親父殿を思い浮かべてみますが、さっきまでのような見下す感じはあまりないようです。もう少し親しみを覚えるというか、距離が近いような気がしますね。本当に効いたかどうかはまあ時間をかけて見る必要がありますが、たぶん大丈夫でしょう。

 

読んでくださっている方も、見下したりしてごめんなさいねドキドキ。本当に見下していたのは昔の自分ですが、巻き添えを食らわせてしまいました。