自分がADHDってわかったきっかけは大学生の時。
授業は遅刻するし酷いときは出れない、単位は落とす。スケジュールの管理は出来ないし、夜中まで遊んじゃう。全てを自分の特性のせいにするわけじゃないけど、まあひどかった。
流石に本気出すかぁって思って講義に出て一番前の席で受ける。
たが、教授の話を聞きながらノートが取れない、集中出来ない。自分がバカだからついていけないのかとも思ったけど、ちょっと違和感もあった。
自分がわからない所は他の子も講義中は理解していないのだ。
しかし、他の子達はわからないままノートは取り、教授の話についていくことができていた。なんで理解してないことをノートに落とし込みつつ、教授の話を聞けるんだ?私は大学のカウンセリングに行った。
ノートを取りながら話を聞くのが出来ない、ノート見返しても暗号になって未来の自分がわからないモノが出来上がってしまう、どうすればいい?と質問したら
もしかしたらADHDかもしれない。メンタルクリニックで診断が降りたら講義の録画やサポートが受けられるようになるから診断を受けてみてと言われた。
親にお願いしてメンタルクリニックへ行ったら、ADHDと診断を受けた。
その時なんか、全部納得できた。
朝、鍵がみつからなくて家から出られなくて遅刻したり、提出するレポートを家に忘れて単位を落としたり、レポートのページ一枚だけなくて再提出になったり。
その頃はまだ今よりADHDが脳の障害と思われてなかったと思う。おっちょこちょいの人が自己診断で「私、ADHDかも…」と口にするだけで、病院に行くまで至らないようなそんな認識がされていた時期だったかな。
病院の先生に言われた「ADHDでも困らず生きている人はADHDと診断を受けずに一生を過ごす。困ってから初めて障害と診断されるから扱いが難しい病気です。」という言葉は今でも忘れられない。
その時出された薬はストラテラだった。
効き始めるまでに2週間ほどかかる、副作用もある飲み続けないと効果が出ない。2週間したら量を増やす。飲み続けて言われた通り2週間ほどで効果は出始めた。
効果として
- 頭がクリアになった。
- 視界が広がった。
- 精神に落ち着きがみられた。
副作用として
- 吐き気
- 頭痛
- 眠気
- 排尿障害
- 射精障害
- 感情の幅が狭まった。
効果としては、頭の中がクリアになって視界も良好になった。いつも見ている景色が広く見えた。
物事の整理が出来るようになっていき「普通の人ってこんなに楽に生きているんだ…」と当時は思った。
定型の人が悩みなく楽に生きていると言うわけではなく、あくまで自分が疑似的に定型の人の視点まで薬の力で引き上げられて、驚きのあまりこう思ってしまった。副作用もかなりキツく、最初の頃は1,2,3でまともに活動ができず、最終的には5,6がツラくて服薬をやめてしまった。
ADHD系の薬で出る副作用で吐き気と頭痛と眠気は本当にツラい。でも飲んでいるうちに症状が緩和してきたので続けられた。ただ、後の射精障害と感情の幅が狭まるのがツラくて断念してしまった。
- 排尿障害:蛇口が固くてスムーズに出ない、出すと付け根のあたりが痛む。
- 射精障害:射精時に2mlくらいのサラサラの精液が出て蛇口をむりやり閉められるように痛む。
- 感情:何をしても、何が起きても冷静でいられた。人生に色がなくなったような感覚を覚えた。
これらが本当にツラくて、これらの副作用を受け入れて今後の人生生きていきたいかと思えなくてストラテラの服薬をやめた。
服薬をやめたら通院を続けられなくなって通院の習慣もなくなった。
通院もやめたら大学もいけなくなって大学も中退した。
大学を中退したことに後悔はない。大学生活はとても楽しかったし、今の人生における考え方や価値観をとても養えたと思う。
ただ後悔があるとすれば、もっと出るのが簡単な学部学科にいけばよかったなと思う。