社長道中記

★★★

1961年4月25日公開/カラーシネスコ/90分/東宝/

製作   藤本真澄 原作   源氏鶏太 脚本   笠原良三 

監督   松林宗恵 撮影   鈴木斌 音楽   古関裕而

出演-森繁久彌・小林桂樹・新珠三千代・三木のり平・久慈あさみ・加東大介・淡路恵子・団令子・三橋達也・浜美枝・塩沢とき・左卜全・山茶花究・英百合子

 

前作「続サラリーマン忠臣蔵」から2ヶ月後の公開。シリーズ第10作目。

「社長太平記」以来2年ぶりの松林宗恵監督作。同時上映は黒澤明監督「用心棒」。

 

今回は食品会社の森繁社長が、大阪支社のテコ入れのために大阪へと出張する道中の物語。大阪の支店長に三木のり平。小林桂樹は最初は総務だが、マムシやカエルの缶詰試食を買われて秘書として同行する。

 

大阪への交通手段は特急こだま。

新幹線開通前のこの当時、東京-大阪間を6時間半で結んでいた。

この車内で新珠三千代との出会いが描かれる。

 

睡眠薬と強精剤を飲み間違えたりのギャグやら、ライバル会社の社長・山茶花究の登場とか、少しテンポは緩く進行していく。

 

どちらかと言うと秘書・小林の成長譚と団令子との恋愛成就が中心。

ラストも小林が団にプロポーズして「終わり」となる。

 

以下Wikiより転載

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『社長道中記』は、1961年4月25日に東宝系で公開された日本映画。

カラー。東宝スコープ。

概要
『社長シリーズ』第10作。『社長太平記』以来2年振りに松林宗恵が監督に復帰した。さらに古関裕而がシリーズで初めて音楽を担当した。なお、本作と次作『続・社長道中記』は、源氏鶏太の『随行さん』を原作にしているが、『社長シリーズ』で原作つきなのは傍系作品『新・三等重役』シリーズを除けば珍しい。また本作と次作では司葉子は登場せず、小林桂樹の相手役は団令子となる