6時半に起床。
webで天気をチェックすると今日は曇りで午後から雨の予報。その先もずっと同じような天気が続く。まったく今回の旅は天候に恵まれなかった。
8時前に朝食へ。
日本人団体の方々が居た。昨日はなかったベーコンやソーセージが並べられていた。
8時半過ぎにスクーターに乗って出発。
9時過ぎにヴァルラーム修道院に着く。
猫が集まっている。カメラ構えて近づくと同時に土産物屋のオジサンが袋から餌を与え出す。何とかギリギリ録画できた。
その後、観光バスが続々と到着。猫達は食後にそれぞれ散っていった。
次にすぐ近くのメテオラ最大の修道院メガロ・メテオロン修道院へ。
昨日奇岩の上を散歩している猫が居たところ。
ここも土産物屋が沢山出ている。修道院のロングを撮っていると隣に日本人のおっさんが
来て写真を撮り出す。二、三話をして「修道院の中は撮影禁止ですよね?」と聞いてみると、部分的に撮影禁止の部屋とかがあるだけで、ほとんど撮影OKとの事。何だそれなら大丈夫だろうと入ってみる事にする。
ここはメテオラで最初に建てられた修道院で、セルビア人からの迫害から逃れるために14世紀に建造された。長い長い階段を登ってやっとたどり着く。入場料は2EUR。
修道院内はかなり広い。中庭があり、何とそこに猫が佇んでいた。
まさか修道院内に猫が居るとは思わなかった。これでメテオラのパートも成立決定だ。
そして今度は出口に向かうときに、向かい側の奇岩の上を歩く猫を発見。
昨日見かけた奴と同じ猫のよう。30分ほど撮影続けるが土産物屋方向へ歩いていって消えた。
13時過ぎ、スクーターでホテルに戻って昼食。
「地歩き」に載っていたカランバカで30年以上続く老舗タベルナへ。
グリークサラダもポークスブラキも、今までギリシャで食べた、どの店より美味しかったかもしれない。
ポークがとても軟らかい。
量が多かったのでテイクアウトにしてもらう。しめて17.70EUR。
その後、カランバカ駅に寄って、水曜日のアテネ行き電車の確認へ。
カランバカからアテネへは一日一本、06:33発の直行便が出ている。
駅員のオッサンが1人いたので掲示してある時刻表を示しながら、座席は予約が要るのかどうか聞いてみる。すると「プル」との答えが返ってくる。「・・・?」 ギリシャ語か?「フリーシート?」とか聞いても「プル」の返答。その最中に電話がかかってきて駅員は部屋へ入ってしまった。
ホテルへ戻りながら「プル」はもしかしたら「フル」なのではないかと思えてきた。一日一本だから満員?オンシーズンでもない平日で?
部屋に戻ってネットに接続。ギリシャ鉄道のサイトから検索するとカランバカ-アテネ間は、朝のダイレクト便の次は16時発の乗換便しかない。それだとアテネ到着は22時・・・。
ユーレイルパスを持ってスクーターでもう一度駅へ行く。
乗車日と時刻、経路をメモに書いたモノと、パスを見せてチケットが欲しいと伝える。
PCを操作してしばらくするとチケットが発券された。あー良かった。
これでアテネまでの戻りも無事に確保できた。
部屋に戻ってしばし休憩の後、またスクーターでヴァルラーム修道院へ。
あとはエンディング用の夕景がらみの猫達が撮れればOKだ。到着すると猫達が居た。
撮影始めると土産物屋のオバサンが気を利かして餌を投げ与え出す。
こちらはくつろいでいる猫を撮りたいのでチョット有り難迷惑・・・。
修道院へと登ってみるが16時で閉館していた。
戻ると二匹の猫達がそれぞれの長椅子で寝ている。そっと撮影始める。
その内、二匹はじゃれ合いを始める。よしよし。
猫が初対面の人間に警戒心を解くまでは、最低でもやはり二日くらいは必要なのだろう。良いカットが撮れた。
18時過ぎに雲が出てきて西日が遮られる。今日はここまでにしよう。
スクーターの燃料が半分になっていたので帰る途中でガソリンを給油。3EUR。
大分運転に慣れて来てたので、明日はむしろ気を引き締めて運転しよう。
夕食は昼のテイクアウト分を。
久し振りに今夜は早く寝られる。
21時就寝予定。