6時に起床。よく寝た。


今日も天気は雨。風も強い。

8時前に朝食へ。今朝はもう1人宿泊客が居るらしい。


このホテルは13室あるが、夏のシーズン中はほとんど満員となり、日本からだと予約がなかなか取れないらしい。


閑散期の今でさえ65EURも取るのでオンシーズンはいったいいくらになるのだろう?
        
日本を発ってすでに一ヶ月以上、髪の毛がだいぶ伸びてきた。正直うっとうしい。
今日も撮影はそれほど出来ないのでフロントで床屋の場所を聞く。
一本向こうの路地の、美容室と理髪を兼ねているお店を教えてもらう。


60代のオッサンにメモにだいたいの髪の長さを書いて切ってもらう。

日本の理髪店のようにまずはシャンプーをして・・・何て事は無くいきなりザクザク切り出す。顔剃りも勿論なし。トータル10分くらいで終了。お値段は6EUR約780円。安い。日本の約1/5だ。
こんな気軽に髪を切れるなら毎週のように通ってもいいぐらいだ。
ちょっと短かく切り過ぎの感があるがスッキリした。

その後猫広場へ。
雨が降っているので大きな木の下で撮影する。
犬が二匹来て猫達を追いかけ出した。猫達は木の上にササッと登って逃げ回っていた。マアマアのシークエンスを撮影できた。

降り止まない雨の中、グルリと猫ポイントを一周してみるが一匹も遭遇せず。
やはり雨降りの日は駄目だ。

昼過ぎになって一昨日行ったピザ屋へ。


今日は開いていてピザもあった。1P1.50EUR。安い。飲み物はビールはなくミルクのみ。ピザは温め直してくれた。マアマアの美味しさだった。


スーパーに寄ってビールを購入し、青果市場で晩飯用レタス0.50EURを買って部屋に戻る。
さすがにピザだけでは少ないので昨日の昼食を食べた店から失敬したブレッドを食べる。窓外を見ると雨は止んだようだ。14時過ぎにカメラ持って外へ。

猫広場へ行ってみる。あまり居ない。ここはあくまで餌場だけなのかもしれない。
他の場所を廻って見る。何カットか撮影する。


天候は不安定。最後に両目の色が異なる白猫を撮影できた。

18時に部屋へ戻る。
シャワーを浴びて缶詰とレタス、ビールで夕食。

今回の旅で最も期待したのは実はここコトルだった。
しかし天気が良くなかったせいもあるかもしれないが期待はずれの街だった。
もう一度ここを訪れる気はまったくしない。多分宿泊した多くの観光客も同じ思いではないか。カメラ持って歩いていても何か周りから白い目で見られている気がして仕方なかった。

ある場所で猫を何匹も見かけたので翌日も撮りに行った所、そばの家から若いカップルが出てきて女の方が「チャイニーズ・・・」と喋る蔑称っぽい言葉が聞こえてきた。男の方がチャイニーズ?と聞いてきたのでジャパニーズと答えたのだが・・・。
観光である程度経済が成り立っているはずなのに、ここの人達は愛想が悪い。
見知らぬ相手からハローと挨拶された事は1回もなかった。
ドブロヴニクは旧市街の中でも外でも、何回見知らぬ人達から挨拶された事か。ドブロヴニクやスプリットの人達は観光客に対して排他的な所は全くなかった。


クロアチアとモンテネグロという国の違いもあるのかもしれない。
今も続く民族紛争は日本人には到底理解できないことだろう。
子供の頃からの同級生だった友達に父親を殺された事例もあるのだから・・・。
4.5日しか滞在してないので上辺だけしか見えてなくて、本当は良い人達なのかもしれないが・・・。

明日は14時半のバスでドブロヴニクに戻ってその後は夜行フェリーでイタリア・バーリに渡る。
イタリアはスリが多いので気を引き締めないといけない。
21時過ぎには就寝予定。