ウルトラマンタロウ

1963年(昭和38年)4月1日に発足した
株式会社円谷特技プロダクション制作のウルトラシリーズ第5作

1973年(昭和48年)4月6日から1974年4月5日まで
TBS系で毎週金曜日19時から30分カラー番組として53話を放送


プロデューサー-熊谷健・橋本洋二
音楽-日暮雅信
視覚効果-中野稔/操演-松本光司

出演-篠田三郎・名古屋章・東野孝彦
津村秀祐。木村豊幸・三ツ木清隆・松谷紀代子
あさかまゆみ・齋藤真也・西島明彦・三谷昇・ペギー葉山・小野恵子
ナレーター-瑳川哲朗 / ウルトラマンT-長沢寛
「ウルトラマンT」製作の経緯 (Wikipediaより)
「ウルトラマンシリーズ」第5作目にして、『帰ってきたウルトラマン(以下、帰マン)』や『ウルトラマンA』に続く第2期ウルトラシリーズ第3作目。『ファイヤーマン』(日本テレビ)や『ジャンボーグA』(毎日放送)同様、「円谷プロ創立10周年記念番組」として制作された。
本作の大きな特徴として、それまでは神秘的存在として描かれていたウルトラマンに、親しみやすい印象を付加している点が挙げられる。その最たる例が、主人公の「タロウ」という名称である(詳細は後述)。それまでのウルトラマンシリーズに比べ、同じ円谷作品の『快獣ブースカ』(1966年・日本テレビ)で見られたようなおとぎ話や寓話などを題材としたエンターテインメント性を重視したストーリーが多く見られる。
本作ではウルトラの母の存在が初めて明らかにされ、「ウルトラ兄弟」の概念に加えて文字通り「ウルトラファミリー」の構想を付加した結果、ホームドラマ的な作風が濃くなっている。

主題歌がそのまま特撮場面の挿入歌となっており、2クール以降はエレクトーン演奏を用いた主題歌のインストゥルメンタル版も使用されている。
前作の『A』同様、本編撮影は主に東京映画撮影所で撮影され、特撮は東宝撮影所で撮影されていたが、第3クールから最終話までは仙川スタジオで撮影された。

特撮作品としての本分もおざなりにされていない。躍動感のある戦闘アクション、当時としては精巧に制作された秘密基地や戦闘機などの各種プロップやミニチュアセット、光線技に見られる光学合成などは、円熟された特撮の妙味を醸し出している。

それまでのウルトラマンシリーズは、オープニング映像にキャラクターのシルエット映像が使用されていた。しかし、本作はZATのメカニック紹介映像(主にそれぞれが格納庫から現れて基地から発進する様子)となっている。

放送話数が全53話と昭和ウルトラマンシリーズの中では最多となっている。また、第2期ウルトラシリーズの中で本作のみが4月に放送を終了したが、この理由には「次作『ウルトラマンレオ』の企画難航によって本作を1話分追加撮影した」「4月から放送開始する他の特撮ヒーロー番組と競合する編成を避けるためだった」という2説が存在する。

企画意図
本作の企画は、『A』放送中の1972年秋ごろからスタートしている。TBS側からはウルトラマンシリーズは『A』で終了させようとの声もあった。
「ウルトラマンスター」「ウルトラジャック」「ウルトラマンジャック」の3冊の企画書が作成され(内容は同一)、タイトルは「ウルトラマンジャック」が選ばれた。しかし、「ジャック」が当時大きな問題となっていたハイジャックを連想させるという事情から取り止めとなった。この「ジャック」が西洋のおとぎ話の主人公の名前としてよく使用される名前だったことから、それに対応する日本の名称として「○○太郎」にちなむ「タロウ」と名付けられたという。

構成
基本的には、ウルトラマンタロウとZATの活躍を描いている。
第8話以降、児童(東光太郎を兄のように慕う白鳥健一少年の友達や同級生)の抱えるエピソードに、奇怪な事件およびその主犯となる怪獣とZATの闘いが交差したものが多くなっていき、ZATの事件解決に終始している作品はほとんどない。これは第2期ウルトラシリーズの特徴といえるが、本作で最も顕著に表れている。
メイン脚本家の田口は「皮膚感覚」を強く意識しており、ファンタジー色とファミリー性が強い作品世界となっている。

怪獣
前半の敵は怪獣のみで、本作の怪獣は前作『A』の「超獣(怪獣を超える存在)」の設定を覆し、「超獣を超える怪獣」であると設定されていた。第1話では超獣オイルドリンカーが怪獣アストロモンスに捕食されるシーンが存在し、この「超獣よりもさらに強い怪獣」をアピールしていた。企画案では超常能力を持った宇宙怪獣の登場が想定されており、初期に登場した怪獣にも反映されている。また、実在の生物をモチーフとした怪獣が多いのも初期の特色である。怪獣の生態が細かく設定されている回が多く、この点も本作のストーリーにおける特徴の1つとなっている。
第27話でのメフィラス星人(二代目)の登場を皮切りに宇宙人も多く登場するようになり、終盤では独特で奇抜な怪獣が多く登場するようになった。なお、タロウやZATが怪獣、とりわけ人類と対立する意思を持たないものの生存権を尊重する描写も多く、回が進むごとに顕著になっている。
第29・30話に改造巨大ヤプールが登場するなど過去の人気怪獣が多く登場したが、これはTBSでは10月は翌春の新番組を決定させる時期のためだからである。

玩具展開
『A』や『ミラーマン』(1971年・フジテレビ)でブルマァクから発売された怪獣ソフトビニール人形が不振だったため、本作の怪獣はほとんど商品化されていない。しかし、『A』のタックファルコンや『ミラーマン』のジャンボフェニックスなどのメカ類は好調だったため、本作はメカ類を売り出すことに注力しており、前述のようなオープニングになった。さらに、オープニングのみの登場メカや本編未登場のメカなども商品化され、どれも子供受けする派手なデザインとなっていた。
また、「ウルトラ兄弟セット」や「ウルトラファミリーセット」などの形式で、過去のウルトラマンソフトビニール人形がセット売りされた。こうしたヒーローやメカ重視の潮流の中で怪獣のデザインは商品化を前提としないため、『帰マン』初期のように売れる怪獣をデザインするという縛りから解放され、自由なデザインの怪獣が生まれるようになった。

評価・反響
他の第2期ウルトラシリーズとは異なり、放映延長に当たっての番組強化に関する文書が作成されず、第19話でタロウがウルトラの母からキングブレスレットを授かったり、第27話から宇宙人が登場したり、レギュラー俳優の交代などはあったが、制作方針に関わるような路線変更がなかった。しかし、それまでのウルトラシリーズと異なり、コミカルなストーリーが多くなるなど作風に顕著な変化が見られたため、旧作ファンには本作を否定する向きもあった。

『ファンタスティックコレクションNo.10 空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンPARTII』(1978年・朝日ソノラマ)のp.27によると、児童雑誌の人気投票では常に首位になるほどの人気作だった。そして、同書は本作についてまっすぐな批判を行っているが、この部分が後に『ファンタスティックコレクション 不滅のヒーロー ウルトラマン白書』として採録され、重版の度に同じ文章が再掲載され続けてしまった。この時期のウルトラマン再評価ブームは、第1期ウルトラ原体験世代(本作を含めた第2期ウルトラの視聴を卒業していた)が担い、1979年の再編集劇場映画『ウルトラマン』がすべて後年の海外映画祭受賞などで名声を博した実相寺昭雄監督作品で統一されるなど、大人の映画ファンが見ても楽しめるという点に力点が置かれたこともあり、とりわけ手酷かったタロウ批判については後発世代からの反発も多い。

後発のウルトラマンシリーズ出演者が、幼少時に見ていた作品として本作を挙げている。萩原佐代子(『ウルトラマン80』の星涼子 / ユリアン役)はリアルタイムで、原田隼人(『ウルトラマンX』の三日月マモル役)と石黒英雄(『ウルトラマンオーブ』の主人公クレナイ・ガイ役)は再放送で本作を見ていた。また、杉浦太陽(『ウルトラマンコスモス』の主人公・春野ムサシ役)と宮野真守(映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以降のウルトラマンゼロの声)は、幼少時はタロウが好きだったと語っている(杉浦は七夕の短冊に「タロウになりたい」と書いたこともあると自身のブログで明かしている)。

キャスティング
光太郎役に篠田が起用されたのは、彼が新たなウルトラマンシリーズの主役にふさわしいと考えたプロデューサー・橋本洋二の意向であり、撮影現場の雰囲気を知ってもらうための措置として『A』第20話に篠田一郎役でゲスト出演させている。篠田はオーディションで選ばれたが、松平健も光太郎役のオーディションを受けていた。本作への出演が決定した篠田は『A』第20話出演時に北斗星司役の高峰圭二が白いマフラーを巻いているのを見て自分も使用したくなり、本作の撮影でもマフラーを使用することになった。本作の本放送時にはNHKの『天下堂々』でも主演を務めたため、終盤は出番の少ない回が存在する。

名古屋は『帰マン』でナレーションを担当。名古屋も多忙だったため、最初から「毎回は出演できないと思うがそれで良ければ」という契約で、第1 - 8、10、35、51、53話(最終回)の計12回しか登場していない。第51話以降はナレーションも担当している。また名古屋は他のインタビューでは「私の子供が、ヒーローものを見ている世代だったので、子供に喜んでもらおうと、いわば、プレゼントみたいな気持ちで、引き受けました」とも語っている。

東野は第50話の撮影終了後にスキーで脚を骨折して入院したため、三谷が新登場(三谷も『帰マン』第22話でゲスト出演している)。東野は第49話や第50話でのアフレコにも参加しておらず、代わりに沢が声を担当。
三ツ木は主演作『白獅子仮面』の撮影がクランクアップした後に本作に臨んだものの、『だいこんの花』『国盗り物語』のレギュラーが入ったため、スケジュール調整が不可能になり降板。
西島は所属事務所の方針で歌手に転向し、同じTBSの『ぎんざNOW』にレギュラー出演が決定したため、第35話を最後に降板。
あさかは本作がデビュー作だが、当時の事務所との契約に従い第16話で降板したため、第20話から小野に交代。

瑳川は『A』で竜隊長を演じた。急病のために事実上降板し、第51話の予告から名古屋が代理を務めた。当初の台本(第2話)のスタッフ欄には、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』でナレーションを務めた浦野光の名が記載されていた。
白鳥船長役には、企画時は『ウルトラQ』で関デスクを演じた田島義文がキャスティング候補に挙がっていた。

タロウのスーツアクターの長沢寛は、長身のスーツアクターを起用したいという要望から、同時期『ファイヤーマン』に扮していた西条満が、同じ事務所に所属していた長沢を推薦した。西条は、激しいアクションシーンなど一部のシーンでタロウに扮している。
 
 001
視聴率21.7%
 脚本
田口成光
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
中村竹弥
 ウルトラの母は太陽のように
★★★★★
初回としてはかなり面白い。主役の篠田は「A」第20話に出演した時の役柄そのままを引き継いでいる。ホームドラマ性を高めるために「帰ウル」隊長役の根上淳の奥さん、ペギー葉山が出てコンセプトを明快にしている。名古屋章の隊長以下、隊員たちの性格付けも分かりやすく、あさかも初々しい。特撮シーンも派手で、メカニック方面もかっこいい。かなり期待の持てる初回となった。
 
 002  脚本
田口成光
 監督
山際永三
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
寺内大吉
 その時
ウルトラの母は

★★★★
怪獣が二頭出てくるが、コミカル仕立てで面白い。
特技監督の山本正孝は「マン」や「セブン」の助監督を担当して、
「シルバー仮面」で本編監督デビュー。「アイアンキング」のと特技監督などを担当。
 
 003  脚本
田口成光
 監督
山際永三
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
寺内大吉
 ウルトラの母はいつまでも
★★★★
前回の続編。
コショーを振りかけてのくしゃみ作戦。コミカル路線は続く。
 
 004  脚本
上原正三
 監督
吉野安雄
特殊技術
鈴木清
特殊撮影
大岡新一
 ゲスト
草薙幸二郎
 大海亀怪獣 東京を襲う!
★★★★
この回は放送当時見た事を覚えている。
非常に丁寧に作られている。前後編なので筋運びも性急さがなく、特撮も素晴らしい出来。
特技監督の鈴木清は1942年生まれ、東宝の特撮班でアルバイトし、円谷英二の撮影現場に憧れる。
1964年に円谷特技プロダクションに入社。『ウルトラQ』で本編班と特撮班の撮影助手を務め、『ウルトラマン』でチーフ撮影助手となり、第24話からは特撮B班として参加。『ウルトラセブン』では特撮、『怪奇大作戦』では撮影技師を担当する。
 
 005  脚本
上原正三
 監督
吉野安雄
特殊技術
鈴木清
特殊撮影
大岡新一
 ゲスト
大下哲矢
 親星子星一番星
★★★★
前回の続き。明快に怪獣への攻撃をためらうモチーフは、ウルトラシリーズで初ではないだろうか?名古屋章が良い。
また前回もそうだが特撮シーンの照明やホリゾントの夕景が美しい。
怪獣=悪、の図式を逸脱した回。
 
 006  脚本
田口成光
 監督
筧正典
特殊技術
川北紘一
特殊撮影
大岡新一
 ゲスト
-
 宝石は怪獣の餌だ!
★★★
川北紘一特技監督の初「タロウ」。
四足歩行怪獣の久しぶりの登場で怪獣らしい。
 
 007  脚本
石堂淑朗
 監督
筧正典
特殊技術
川北紘一
特殊撮影
大岡新一
 ゲスト
-
 天国と地獄 島が動いた!
★★★★
蟹と蛸の怪獣の登場。「A」の醜悪な超獣と比べると良くできた造形。
出動中にノンビリ釣りをするのはどうかと思うが、特撮も良くできている。
 
 008  脚本
田口成光
 監督
岡村精
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
大泉滉
 人喰い沼の人魂
★★★
父と子の関係がよくまとまっている。
 
 009  脚本
石堂淑朗
 監督
岡村精
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
富田仲次郎
 東京の
崩れる日

★★★
ビルから蟻の怪獣が出現。本編のキャストに力が入っている。
 
 010  脚本
木戸愛楽
 監督
山際永三
特殊技術
大平隆
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
-
 牙の十字架は怪獣の墓場だ!
★★★★
ボクシングの試合挑戦と怪獣退治が並行して描かれる。コミカル風な味付けで面白く見れた。
脚本の木戸愛楽は別名、大原清秀(1943年3月 - 2015年8月)
東京都出身、早稲田大学卒業、東映の社員を経て脚本家デビュー。シュールかつ明快なシナリオを得意としており、日活、東映の成人映画、TBSの大映ドラマでその手腕を遺憾なく発揮した。名作ドラマ「スクールウォーズ」屈指の傑作エピソードである第8話「愛すればこそ」を担当した。
 
 011  脚本
木戸愛楽
 監督
山際永三
特殊技術
大平隆
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
万里昌代
 血を吸う花は少女の精
★★★★
孤児の少女が、赤い花の怪獣を使って世の中を壊したい欲望を描く、異色作。植物に襲われるシーンは秀逸。
 
 012  脚本
田口成光
 監督
深沢清澄
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
立原博
 怪獣
ひとり旅

★★★
フェリーに乗っての宮崎ロケ。
少年の無銭乗車やら出立が古臭い。特撮シーンは噴煙の様子などよくできている。
 
 013  脚本
田口成光 
 監督
深沢清澄
特殊技術
山本正孝
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
磯村千花子
 怪獣の虫歯が痛い!
★★
深海で魚を食べていた怪獣が、誤ってミサイルを歯に挟んでしまう。
コミカル調に進んでいくので、てっきりラストはミサイルを取ってやり、怪獣は海に帰るものと思っていたら殺してしまう。どうにも後味が悪かった。
 
 014  脚本
石堂淑朗
 監督
山際永三
特殊技術
-
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
浜村純
大前均
 タロウの首がすっ飛んだ!
★★★
村の地蔵を動かしたことによって守り神の怪獣が暴れだす。「赤影」の魔神像に似たそのデザインが面白い。
 
 015  脚本
斉藤正夫 
 監督
筧正典
特殊技術
大平隆
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
西恵子
 青い狐火の少女
★★
少女役の子役の演技が旨すぎて気持ち悪い。ロープーウェイの特撮がチャチ過ぎる。
 
 016  脚本
田口成光
 監督
筧正典
特殊技術
大平隆
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
桂木美加
 怪獣の笛がなる
★★★
オカリナの音色に反応する触手が効果音も含めて面白い。「ウルトラマンタロウ」はコメディー怪獣ものを目指しているようだ。
 
 017  脚本
田口成光
 監督
深沢清澄
特殊技術
小林正夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
二瓶秀雄
 2大怪獣タロウに迫る!
★★★
前中後編の第一話。スイカを食べる幼虫と、さらにそれを食べる怪獣の二大怪獣が登場。タロウは苦戦する。
特撮監督の小林正夫は大映のガメラシリーズの助監督。今作以外に同年の「ファイヤーマン」の特撮も担当している。近年だと「首都消失」の企画の1人。
 
 018  脚本
田口成光
 監督
深沢清澄
特殊技術
小林正夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
西脇政敏
 ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!
★★★
題名のとおりタロウが死んで、応援に来たゾフィも倒れてしまう。
 
 019
視聴率16.1%
 脚本
田口成光
 監督
深沢清澄
特殊技術
小林正夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
金井由美
 ウルトラの母 愛の奇跡!
★★★
ウルトラの母の力でタロウは蘇生する。しかし何故かゾフィは死亡したまま。
 
 020
視聴率15.3%
 脚本
石堂淑朗
 監督
山本正孝
特殊技術
山際永三
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
磯村みどり
 びっくり!怪獣が降ってきた
★★★
この回は「特殊技術」が山際永三、「監督」が山本正孝になっている。
宇宙空間を飛ぶ親子怪獣が貧相過ぎる。さすがに子供だましの技術。子を思う母親の情愛がテーマだが、筋は通っている。
この回から「あさかまゆみ」から、同じ役名で小野恵子に変わる。