心と体はリンクしている。
心と体の仕組みは一緒。
と、私は思っています。
心がいじけたり捻じれたり
なんせ、調子が悪いと。
体も調子が悪くなります。
その反対も然りです。
体の調子が悪いと
良い考えが出て来ません。
最悪の事ばっかり予想してみたり
そもそもやる気もでません。
私は数年前から
脊柱管狭窄症と
坐骨神経痛に
苦しんできました。
歩くと腰や足が痛くなり
痺れがきて
そのまま歩き続けるのが困難
という状況まで進んでいました。
整形のドクターには
「日常生活に支障がでてきたら
手術しか治療方法はない」
と言われました。
でも、それって
「ちょっとおかしくない？」
と疑問に思い・・・
治してくれるところを
自分で探しました。
・平日、仕事が終わった後に
行ける所にある治療院。
・症状を軽くするのではなく
根本原因を解決できる
と、謳っている治療院。
・お試しが出来る治療院。
などなど・・・
色々な条件をみたすという事で
私が通い出したのがここです。
河内長野にある治療院です。
前にも書いたと思うのですが
初回は本当に丁寧な
カウンセリングがありました。
そして、毎回の施術前にも
前回からの状況の変化や
痛みや痺れの変化の聞き取り。
そして、
実際の体の状態の確認。
これらが毎回、必ず行われます。
これって、
当たり前に必要な事だと思うのですが
今まで通った事のある治療院では
無かったところが
いくつもありました。
ここなら信頼できるのではないか？
ここなら痛みや痺れの改善が
期待できるのではないか？
と、感じました。
そうして・・・２年。
通い続けました。
正直・・・途中で
痛みや痺れの改善が
なかなか感じられない。
そういう時期も、ありました。
でも、諦めずに続けました。
だって、諦めて止めてしまったら
もう・・・手術しか
治療方法が無くなってしまうからです。
手術が駄目だとは思っていません。
手術が必要な場合も
絶対にあると思います。
でも、私の場合は
「手術で痛みが無くなっても
根本的な改善をしないと
また、いつか・・・
同じ痛みが襲ってくるんじゃないか？」
と、思っていたからです。
私達は毎日、
体を使って生きています。
この毎日の体の使い方が
もし、間違っていたら・・・
ここを変えずに手術を受けて
痛みが無くなった。
「やった～！」となっても
体の使い方が変わっていなければ
きっと、また・・
同じ様な痛みが出て来るはず！
だから２年もの間。
私は地道に、この治療院に
通い続けました。
そして最近です。
ようやっと、
自分の身体の使い方が
わかってきました。
最初の内は、
全くわかっていませんでした。
毎回、毎回、
同じ事を言われ続けました。
立ち方の癖。
歩き方の癖。
座っている時の癖。
寝ている時の癖。
日常の動きは
全て、無意識の「癖」。
この「癖」で
私達は生きています。
無意識の「癖」。
ここが重要。です！
癖を変えるのには
時間がかかります。
癖、なので意識していません。
先ずは自分の動きを
意識化すること。
今、どうやって歩いているか。
今、どうやって座っているか。
そこを意識できるようになるまで、
ここまでに
随分、時間がかかりました。
自分の癖を意識化できて
はじめて・・・
その「癖」を変える事が
出来始める、のです。
まだ、「出来ません」
出来「始める」だけです。
癖に気づいて
癖を意識できて
癖を変化できる
ようになっていきます。
そこでわかった事なのですが
私の体の状況は
かなり・・・酷かったという事です。
あまほりに治療に来ている
患者さんの中には
私のように２年もかからずに
数か月で症状改善できている、
そんな患者さんも多い様です。
私は２年、かかりました。
自分の癖に気づいて
自分の癖を意識できて
自分の癖を変えれる
様になるのに、２年かかりました。
ホント、ここ数ヶ月
随分、症状が軽くなりました。
そして・・・ここが重要！
自分で
自分の痛みを
コントロールできるように
なりました。
脊柱管は相変わらず狭いので
完治はしません。
でも、痛みを「自分で」
コントロールできるように
変わったのです。
これって
めちゃくちゃ大きな治療効果
じゃ、ないですか？
２年の時間がかかりましたが
これって、一生の宝になると
思いませんか？
自分の「癖」を
変えるのに必要なもの。。。
それは
繰り返し意識して
間違った使い方を
正しい使い方に変化させること。
それだけです。
地道に愚直に・・・
それだけです。
そして
ここでもう一つ。
最初に書いた事に戻るのですが
心と体はリンクしている。
心と体の仕組みは一緒。
体の変化は
目で見る事ができます。
心の変化は
目で見る事ができません。
でも、心と体の仕組みが一緒なら
心の変化も体と一緒です。
やっぱりこれしかないと
思っています。
地道に愚直に・・・
一つ、
気を付けなければいけない事は
心の正しい使い方。
これが難しいということです。
何が間違っていて
何が正しいのか、わかりづらい。
そうですよね～
んじゃ、どうすればいいのか？
目で見える体も
それがちゃんとわかっている
先生、施術者が必要でした。
ということは
目で見ることが出来ない
「心」の変化を生みだす為には
それをちゃんと客観的に観て
一緒になって
正しい使い方に変わってしまうまで
サポートしてくれる
治療家・・・セラピスト・・・
どんな形でもいいのですが
そういう存在をみつけること。
間違った使い方をしていたら
「それ違うよ！」
ときちんと指摘してくれる人。
そういう存在を見つける事が
必要ではないでしょうか？