おそ松くんの「シェ~」をやってる私。
横に居るのは母親ではなく
共働きの母親に代わって
日中、私の面倒をみてくれていた
「あっちママ」です。
白黒・・・しかも、
正月でもないのに着物・・・
昭和ですな~
幼少期の私は
明るく、活発な女の子
だったみたいです。
この「あっちママ」
最後は太り過ぎて・・・
様々な病気を抱えて
亡くなってしまいました。
未来の私の図・・・
にならない様、気を付けます(笑)
で・・・
昨日の記事の続きです。
手術前の説明では
「術後は何も見えない状況です。」
そう、聞いていました。
なので・・・
清水の舞台から飛び降りる
そんなつもりで(大袈裟・・・笑)
「迎えに来て下さい!」と
お願いしていたのに・・・
結局、眼帯もガーゼも必要無い!
目もちゃんと見えてる。
これなら、一人でも帰れた!
「え~~~!話しが違うやん!」
雪の散らつく中、車ころがして
私の為に時間を作って・・・
歩けなかったらあかんと
車いすまで持って来てくれて・・・
お昼ご飯も晩御飯も用意して・・・
完璧で、万全な態勢で
迎えに来てくれているお友達二人。
ほんまに
申しわけない・・・😢
手術は40分くらいで
あっという間に終わりました。
担当して下さったのは
診察してくれた女医でした。
ここからほぼ女医のはなしです。
女医(以下医):「中川さん!」
「中川さんくらいの50歳代の女性」
「この年代の女性の手術が
一番やり易いんですよ~!」
私(以下わ):「なんでですか?」
医:男はあきません。
ほんまに痛みに弱いんよ~
わ:あ~なるほど~
女は出産の痛みも耐えますよね
医:そうでしょ~
この病気は女性の方が多いの。
でも、だから、男性が罹ると
かなり酷くなってる事が多いのよ~
わ:痛い!痛い!言うんですか?
医:そうなのよ!
もうね、ずっと痛い!痛い!って
叫び倒すんよ!
男はほんまにめんどくさいわ!
わ:めんどくさいって・・・(笑)
医:ある時、や〇ざの親分が手術に来て
この人もめちゃ痛がって・・・急に
「先生、今日はここで終わります」
って、
自分で勝手に手術終わらすのよ~
わ:患者が手術終わらすって・・・!
医:でしょ~!
勝手に終わらすな!って思ったけど
終わる、言うから・・・
でも、また痛い目にあうのよ?
今日、やってしまったら?
「いや!終わります!」
って、ほんまに終わらされたのよ!
わ:まじで?そんなこと有りですか?
医:でしょ~!
今どきのコロナ禍じゃないから
子分の方達が大勢迎えに来てて
その中で、親分が格好つけて
「俺の手術はややこしいらしい」
「そやから2回するんや!」
言うて、帰っていかはったわ~
医:わはは
わ:わはは
医:格闘家もおったんよ・・・
わ:格闘家ですか!
医:格闘家曰く
「俺は痛みに慣れているから
麻酔なんか必要無いっすよ。
麻酔なしでやって下さい!」
「え~!麻酔なしで?」
って聞いたけど要らん言うのよ~
で、お望み通り
麻酔無しで手術したら・・・
わ:したら?
医:速攻で失神したわ!
ガハハ
わ:ガハハ
手術中なのに
まるで世間話をし続けてる
そんな感じでした。
女医の話はまだまだ続きます。
医:女性でもね・・・
60・70代はもうあかんよ。
なんせ、自己主張が強い!
自分の話ししかせんで~
しかも話の中身は全部おんなじ。
孫の自慢と・・・
息子の嫁の悪口・・・
わ:あはは
医:あはは
医:もう、手術中ず~~~っと
自分の話しばっかり!
普段、聞いてくれる人、
おらんのやろね~パワフルやで
わ:あ~なるほど、わかります。
医:でも、まだ序の口。
80代になったらもっとすごいよ~
手術中、暇やからって
「歌の練習させて下さい」
って、歌い出すおばあちゃん、おるんよ。
わ:え~歌い出すんですか?
医:そうやねん。しかも・・・
何を歌ってるかわからんで・・・
演歌ですか~?って聞いたら
「先生!ちがいますよ!」
「シャンソンですよ!」
・・・って・・・シャンソン!?
わかりませんけど~!
って、なったわ~
わ:がはは
医:がはは
手術中、
私はずっと笑い転げてました。
医:「中川さん、はい、手術終わり!」
「もう、終わってしもたわ」
「めっちゃ、やり易かった」
「もう終わってしまうの、残念!」
「もっと話したかったわ~」
わ:「私もです。楽しかったです~」
こんな感じで
ちょっとは痛かったのですが
あっという間に手術、終わってました。
後で気づいたのですが
これは・・・
私をリラックスさせる為の
女医の作戦だったのかも・・・
なんて、思いました。
それほど簡単に終わって
笑いころげるほど
楽しい時間でした。
私の場合は、ホントに
軽い麻酔だけで大丈夫でした。
だから・・・
眼帯もガーゼも無しで
帰ることができたのです。
この手術の後は
毎週、かかりつけの眼科で
フォローを受ける事になります。
このフォロー中にかかりつけ医から
ある事を告げられました。
ちょっとショックな内容でした。
この件については
また、明日にでも・・・