涙道内視鏡下涙管チューブ挿入術
どんな症状があって
どんな手術を受けたかと言うと・・・
昨年、春ごろに
何故か
涙がよく流れ出る事に気づきました。
お目目がウルウルして
痛い事も悲しい事も
全く無いのに・・・涙だけが
つつ～っ、と流れ落ちるのです。
私は緑内障を持っているので
行きつけの眼科で症状を言うと
「涙道が詰まっている事が原因で
涙が鼻に流れずに
外に溢れるんですね」
との事でした。。。なるほど。
「当院では
その手術はしていないので、
涙道を広げる手術が出来る
専門病院を紹介します。」
との事でした。
紹介された病院に行くと
「あ～詰まってますね。
手術しましょう！」
と、なったのですが・・・
コロナを防ぐために
PCR検査を受けて下さい。
と、言われました。
当時は今ほど
コロナが広がっていなかったので
PCR検査も自費だと言われたし
それより何より・・・
検査を受けて、
もし陽性結果が出てしまったら
私自身の職場が大混乱になる！！！
一応医療従事者ですので
普段の行動から
かなり注意を払っていましたし、
飲み会なども自粛して
参加していませんでしたが・・・
それでも
絶対に罹っていない！とは
断言できません。
それが怖くて
手術を延期してしまいました。
しかし、年末ごろになって
涙の量が増えてきた様に感じたのと
目に涙が溜まる事で
視界がぼやけて
パソコン画面などが見え難い！
という状況になっていました。
良いのか悪いのかは解りませんが
コロナが更に蔓延しだして
職場の雰囲気も
「ここまで広がったら
誰が罹っていてもおかしくない。」
という状況になってきたので・・・
PCR検査を受けて
もしも・・・もしも・・・
陽性だったとしても
もうそれは
「ごめんなさいしよう！」と
思い切ってPCR検査を受けて
涙道狭窄を広げる手術を受ける、
と決めました。
結果はマイナス。
陰性でした。
良かった～～～( ；∀；)
これで、
職場に迷惑をかけることもなく
手術が受けられる～💕
しかも、PCR検査は
公費でまかなえて頂けました。
この涙道狭窄。
以前は加齢によるものだと
言われていたようですが
どうやらそれは間違いで・・・
０歳児から１００歳の御老人までが
この病状を起こしている様です。
放置していおいても
涙が溢れるだけで、
痛くも痒くもないのですが・・・
症状が悪化してしまうと
目頭の部分で炎症が起きたり
という事が有るようです。
しかし、目薬などでは治らず
手術して涙道狭窄を広げるしか
治療の方法は無いそうです。
手術では麻酔を打つのですが
局部麻酔なので、当然
私の意識ははっきりとしたままで
ドクターと話しをしながら
手術が行われました。
涙道内視鏡は０．９ミリ。
内視鏡で直接観察しながら
涙道閉塞を解除させながら進みます。
ここはちょっと
（いや、かなり・・・）痛かったです。
閉塞が無くなった涙道に
直径１．０ミリのチューブを挿入。
このチューブは
術後２～３ケ月、そのまま留置。
手術時間は１５分から３０分程度。
術後、暫く安静にしたあとは
そのまま帰宅することが可能です。
私の場合は、
両目を一度に手術したので
４０分ほどかかりましたが、
眼帯もガーゼも必要なく
そのまま歩ける状態でした。
手術中も、この後も・・・
なかなか
面白い話しが満載なのですが
長くなったので
明日に続く～～～です。