「成功してはいけない」・・・を、もう少し詳しく | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

先日、さらっと書いたこちらの記事

原点回帰~閻魔カード

 

 

 

 

 

今日はもう少し詳しく書いてみます。

 

 

 

 

 

まずもって「閻魔カード」についてですが

「言葉」が書いてある白閻魔カード36枚。

「質問」が書いてある黒閻魔カード36枚。

 

 

 

これらのカードを引いて

そこに書かれている文字を読んだ時、

自分の中に浮かびあがってくるもの。

 

 

 

例えば、

ある記憶だったり

ある感情だったり

ある体の反応だったり

連想する言葉だったり

質問に対する答えだったり

 

 

 

何が出てきてもいいんです。

 

 

 

出てきたものから

自分の無意識の中に埋もれている

隠れた思い込み

隠れた信念

隠れた決め付け

などを発見する。

そんなきっかけになるのが

この「閻魔カード」という訳です。

 

 

 

 

 

最近、私の身の回りで

ある、変化が起こっていました。

 

 

 

5年間、

一緒に働いていた部下の女性が

急遽、来年の1月15日で

退職する事になってしまいました。

 

 

 

今は3人で回している仕事。

2人ではさすがにきついので、

1人採用してもらう事にしました。

 

 

 

そこで

「新しい人間関係を築く為に

私に必要なことは何?」

というテーマで

セッションすることにしました。

 

 

 

引いたカードは「依存」でした。

 

 

 

「依存」と見た瞬間に

退職する女性とは別の、

もう一人の

女性の部下の事を思い出しました。

 

 

 

 

 

この女性と一緒に働きだしたのは

2006年の12月。

ちょうど、12年前です。

 

 

 

今、私が働いている病院は、

丁度その12年前に

2つの病院が合併して

新たに開設されたものでした。

 

 

 

私と彼女は、それまで

それぞれの病院の

それぞれの栄養課の

責任者として働いていました。

合併後は、私が長になりました。

 

 

 

合併した当初は本当に大変でした。

思い出すと、今でも胃が痛くなる

そんな体験でした。

 

 

 

その時、私はその彼女と

全く息が合わない状態でした。

 

何を頼んでも仕事が中途半端。

こちらの意図を汲めない。

臨機応変な行動が出来ない。

責任を取ろうとしない。

彼女に依頼した仕事は、

結局私が後の処理から何から

全部やり直さないといけない。。。

そんな状況が何度も起こりました。

(今思うと、そういう場面ばっかり

記憶に残していたようでもあります。)

 

 

 

しかし、合併した当時は

自分たちの仕事を全うするのに

無我夢中で、必死でした。

お互いしか頼る存在が居ない中、

私は彼女に何かを期待するのを

100%、諦めました。

 

 

 

彼女に頼るくらいなら、私がやる。

 

 

 

そして12年間、

基本的にこのスタンスを

全く変えずにやってきました。

 

 

 

彼女に頼るくらいなら、私がやる。

そう決心して、今まで頑張ってきた。

そんな自負がありました。

 

 

 

 

 

とは言え・・・

この状態が最善・最良の関係でない

という事は、さすがの私も解っていて

何とかしないと、と

様々なセッションを受けたり

彼女との接近を試みたり

・・・これでも改善を試みてきました。

 

 

 

でも、なんともならない。

 

 

 

 

 

目の前に見えている世界は

自分自身が作り出している。

という考え方を学んだりもしたので

彼女とのうまくいかない関係も

きっと・・・私自身の何かを

解決させる必要があるんだろうな~

と、考える様にはなりました。

 

 

 

まぁ・・・彼女にも

彼女自身が抱える、色々なテーマ

そんなこともあるのでしょうが、

やはり、私は私のテーマを解決する

それがとても大事な事だと

最近、特に考え出していました。

 

 

 

でも・・・何をどうすればいいのか?

 

 

 

 

 

そんな状況の中での、

この「依存」という1枚のカード。

 

 

 

「その彼女のことを考えると

どんな気持ちになるの?」

と、セラピストが聞いてくれました。

 

 

 

「むかつく!」

それと・・・「情けない」

という気持ちが出てきました。

 

 

 

さらに・・・

「依存させているという事はない?」

と、聞かれました。

 

 

 

その彼女を「仕事が出来ない」

という所に置く事で

私がいないと仕事が回らない

という状況を、私自身が

作り出してはいないか?

彼女を依存させることで

私の存在を価値付けていないか?

 

という意味でした。

 

 

 

答えは「YES」でした。

 

 

 

さらに、こう聞かれました。

「彼女の仕事がうまくいったり

成功すると、あなたはどう思うの?」

 

 

 

「私がたった一人で

こんなにも頑張っているのに、

なんで、何もしていないあんたが

そんなに簡単に成功してるのよ?」

って、むかつきます。。。

 

 

 

出てきた答えに愕然としました。

彼女のしている仕事がうまくいって

私の存在が必要とされなくなったら

私1人が「置いてけぼり」をくらう。。。

 

 

 

そんな風に感じる私がいました。

 

 

 

 

 

私は彼女に

「成功するな」

「一人で、完璧な仕事をするな」

と、呪いをかけていた事に

やっと、気付きました。

 

 

 

 

 

仮想と現実の区別がつかないのと同様に、

私達の脳は

「誰が」という主語を理解しません。

 

 

 

私の思考が

彼女は成功するな」

思っていたとしても、

私の脳は、ただ単に

「成功するな」

だけしかわからないのです。

 

 

 

ということは。。。

彼女に対しての

「成功するな」という呪い

同時に、自分自身に対しても

「成功するな」

と、呪いをかけ続けている。

という事になってしまいます。

 

 

 

 

 

思い返してみれば・・・

何かうまくいきそうになったその瞬間

私はその場から姿を消したり

自分で進んで失敗を犯したり

成功の直前で体調をくずしたり

ここぞ!というところで

普段の力を出せなかったり・・・

 

 

 

自分で

自分の足を引っ張っていたようです。

 

 

 

 

 

で・・・この呪い。

これをどうやって解いていくか?

という問題が浮上してくるのですが

ここで活かせるのが

「情報空間コーチング」です。

 

 

 

「成功するな」という呪いを

セラピーや心理療法で解除するとしたら

何年かかるか

わかったものではありません。

 

 

 

しかも、必ず解決できるという

保障もありません。

 

 

 

しかし、「情報空間を活用」すると

あれ?っというくらいに簡単に

その解決を図ることが

可能になってしまいます。

 

 

 

この続きは明日、書きます。