オールを取り戻すまでの話 26 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

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オールを取り戻すまでの話を

書いています。

 

 

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前回の話はこちらから

 

オールを取り戻すまでの話 25

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 
 
 

 

 

25歳になっても男性と
お付き合いできなかった私。
そんなわたしにも転機が訪れます。
 
 
 
 
 
父親が術後も癌と戦い続けていた頃
私の身体にも不調が現れます。
まだまだ若かったので
自分も癌?とは考えませんでした。
でも、しくしくお腹が痛むのです。
 
 
 
病院勤務だったので、
一応うちの病院の内科医にも
診察してもらったのですが
原因は解らずじまい・・・
 
 
 
父親の癌を診てくださった
かかりつけの内科医を受診しました。
あっさりと「腎臓結石」と判明(笑)
最初からここに来れば良かった。
笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
 
紹介状を持って、職場近くの
総合病院の泌尿器科を受診しました。
主治医はK先生。
若くてとても熱心な先生でした。
「腎臓結石は破砕すれば治ります。
でも、あなたはまだまだ若い。
何が原因か、探させてください。」
と言われました。
 
 
 
「NO」の選択肢はありませんでした。 
ていうか、私自身もなぜ自分が
腎臓結石になったのか
その原因を是非とも知りたかった!
って感じでした。
 
 
 
さっそく、入院です。
ちょうど春でした。
3月中頃からGWごろまで
結局、1月以上入院しました。
ありとあらゆる、原因と思われる項目を
一つ一つ検査して、潰していくんです。
消去法……前にも使いました(笑)
 
 
 
病室の窓から見える景色が
どんどん春色に染まっていきます。
のどかに春霞がたなびいて、
桜が順々に咲いていきます。
ピンク色に染まった桜並木を見ながら
検査の為とはいえ、
なぜこんな良い季節に
こんな病室に居るんだろう?と
ちょっと鬱気味になってしまいました。
 
 
 
検査が全部終了し、出た結論は
「副甲状腺機能亢進症」
喉の辺りに甲状腺が在って
ホルモンの調整作用を司ってるのは
知っていました。でも私の場合、
その裏に在る米粒ほどの大きさの
副甲状腺4個のうち、1個か数個の機能が
働き過ぎているとの事でした。
 
 
 
この副甲状腺はホルモンの調整をしていて
私の場合、骨からカルシウムを放出しろ!
という指令が沢山出ていたそうです。
結果、骨からカルシウムが一杯放出されるので
それがおしっこに溶け出して、
腎臓の中で濃縮され結晶化し……
結果、大きい石になっていました。
 
これが、私の腎臓結石の原因でした。
左右の腎臓、特に右の腎臓は尿管への出口が
その石でがっちり塞がれているような状態で
腎臓自体もほとんど機能していないような
かなりまずい状態でした。
左も小さな石が腎臓の中にあったそうです。
 
 
 
 
 
はっきり原因が分かって、
すごくスッキリしました。
 
 
 
 
以前にも書きましたが、
私は医者の当たりが良いんですよ(笑)
この時に、このK先生に、
この腎臓結石の原因をみつけて貰えたのは
今、思うと……超・超・超ラッキーでした!
 
 
 
もし、この時にみつけていなければ
知らない間に、どんどんと
骨からカルシウムが放出され
あっという間に骨がスカスカ……
高齢になるまでもなく骨粗鬆症で
骨折……骨折……骨折……
最悪の場合……車椅子か……寝たきり……
そんな未来が待っていたかもしれません。
よくぞ、このタイミングでみつけて貰えた!
私って、やっぱり運が良いんですね(笑)
 
 
 
 
 
先ずは結石の破砕手術です。
でも、K先生がいた病院では
破砕手術は出来なかったんです。
そこで……
某大学の付属病院を紹介して頂きました。
 
 
 
ここでも、良い先生に巡り逢いました!
結石の破砕手術ですが……
今はどうなっているのか知りませんが
当時は、背中に青アザが出来るくらい
衝撃波を何千発も何千発も、当てるんです。
血尿が出るほどです…(笑)
男性がこの衝撃波の手術を受けた場合、
あまりの痛さに途中でギブアップする!
なんて事もざらにあったそうです。
 
 
 
 
そんな破砕手術を受けても、
私の結石は……びくともしなくて
一皮剥けたくらいで、その原型は
ほとんど変形しませんでした(笑)
 
 
 
結局、二回破砕手術を受けて
やっと石が破砕されたようです。
 
 
 
 
 
で……
何故に、ここまで石が固く硬く堅く
出来上がったかのか…(笑)
 
 
 
当時の私は、
色々諸々、超・頑固だったんだと……
だから、出来た石も超かたい…(笑)
 
今ならわかります(笑)
笑けるくらいです(笑)
 
 
 
長くなりました。
続きは来週に~✨
 
 
と、言いましたが……来週はもう2018年。
違った……もう一回ありますね…(笑)
ではではまたまた来週に~✨
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