禍福は糾える縄の如し

幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ、なんだとか。


幸福であってもそれを災いと嘆き、
災いを機会に捉えて幸福を願う人も。


災い幸福
呉牛、月に喘ぐ
かつて中国南方には呉という国が。
暑いその国には水牛が多く住んでいたそうで。

呉牛は暑さを恐れるあまり、月をみても太陽だと勘違いし疲弊した。

そのときの心情次第では、
幸福にみえる月もあれば、
災いにみえる月もあるんだろう。


2016.3.10
不動なもの、不動ではないもの。

頑なに動かないものか、簡単に揺り動かされるものか。


長い期間に何の意味もないこともあるだろうし、
一瞬に大きな意味があることも。


不動
時々手を天に翳してみると視点も変わる


2016.3.9
しがらみ。

それは、
水流をせき止めるため、くいを打ち並べ、
それに木の枝や竹を横たえたもの。
せき止め絡むように束縛となるもの、なんだとか。


しがらみを捨てることは、
人生を降りることだと彼は言った。

そしてその人に花が咲いたためしがないと。


ただ違う彼は、一度その人生を降りてみた。

そして違う川で新しいくいを打ち並べ始めた。


しがらみ
下に下りるとたくさんの道があった
中でも暗闇ほど細くて多岐にわたる道があることを
降りてから彼は知った


2016.3.8
眼高手低

理想は高いが実行力が伴わないこと。特に、批評する力はあるが創作力がないこと、だとか。


行き詰まりは、自分を見つめる以外になくなる。
行き詰まりは、まわりが見えなくなる。
行き詰まりは、風景もものも、音も声も聞こえなくなる。



行き詰まり
ある人は理想はさびしい風景の中でも、
自分の絵をみてうっとりと立ち停まらせ、
ほのぼのとさせることなんだとか。

「芸術のための芸術を愛する者は、つまらない作品からでも強い刺激を汲み取ることが、
よくあるものだ」
とは、シャーロックがワトソンについ投げかけた言葉なんだとか。


2016.3.7
C'est la vie
It's lifeとも。

それが人生さ、と彼らはなにかにつけ言うそうで。

誰しも避けられない運命や定めを自分の中で飼っているのなら、
それをどう飼い慣らすかは飼い主の態度次第で如何様にも捉えられるんだろうか。

C'est la vie
と声に出せば、不思議と運命とうまく付き合っていけるのかも。


C'est la vie
歪んだ世界では足元の土台ですら不安定なもので


2016.3.4
見るたびに景色を変える万華鏡の中。

人の心もまた万華鏡のように移ろいやすいもので。


一瞬という時よりも短い速さで変化していく内なる景色は、

軸が変わるたびに色や形を変えるのかも。


万華鏡
出会いによって万華鏡の映り方も変わる
環境は子どもに世界の見方を教えるのかも

2016.3.3
不思議な逸話で彩られた蓮。

原因と結果が一致するといわれる因果具時。


かつて中国では、石蓮子と呼ばれその硬い種子は滋養強壮の薬と。


蓮
宋の時代、周さんは「愛蓮の説」を説いたんだと。

泥から出て泥に染まらない、妖艶ではない、筋が真っ直ぐ内外ともに伸びている、
遠くほどその匂いが清清しい、そして凛々しい立ち振る舞いは遠くからみてこそ楽しめるんだとか。

与えられた場所で、さらには汚ければ汚い泥ほど綺麗に咲くといわれる蓮には、
今いる場所でなにか始められるのでは、と思わされる


2016.3.1
定年退職の40年後の姿を想像して、
現実に絶望しそのときのみを追い求める自虐的な歓び。

生まれもって人は自分の快楽をもつんだろうけれども、
運も、才能も、容姿も元々もっているもんだろうか。

自虐的
心の庭園には人となるのに欠落してはいけない栄養素でもあるのかも
得体の知れない植物はそんな隙間を掻い潜って育つのかも


2016.2.29
アドラーは人生の意味は全体への貢献、と考えていたそうで。

そこでは「共同体感覚」という、
自分を中心とした家族、職場、社会、国家、世界、宇宙とのつながりが
きっかけとなり人生との繋がりを感じられるとか。

自己受容・他者貢献・他者信頼はこの共同体感覚を支える3本柱に。

共同体
大切なことは何が与えられたではなく、与えられている中でどう使うか。
ただ人を愚かにするのは感情に捉われた怒りであり、
目先に捉われた狂感であり、
エゴイズムに捉われた欲望では。


2016.2.24
ひとこととの出会い、
ひとことは自分の中の無数の風を舞い上がらせたり、
悠長な気持ちにさせたりする。

「ひとこと」や「一瞬」は、
気づかない間に双肩に乗っていて、
人をコントロールしているのかもしれない。


ひとこと
風の吹くままに

そうして好き勝手に翻弄された道を歩むことも


2016.2.23