「この患者さん、なかなか改善しない…」
そのような経験はないでしょうか?

その原因の1つとして「複合した病証」が考えられます。

例えば、

・脾虚証
・腎虚証
・瘀血証
・痰飲

これらが複数重なっている状態です。

このような場合、
1つの病証だけを治療しても改善が見られないことが少なくありません。

例えば、脾虚証だけを改善しても、瘀血証や痰飲が強く残っていれば症状は改善しにくいです。

逆に、複数の病証を適切に組み合わせて治療すると、今まで変化しなかった患者さんが改善し始めることがあります。

では、それぞれの病証を簡単に説明します。

【脾虚証】
胃腸の働きが低下し、エネルギー不足になっている状態です。
倦怠感、食欲低下、浮腫、筋の弾力性低下などが特徴です。

【腎虚証】
老化・慢性疲労・生命力低下に関係する病証です。
足腰の弱り、冷え、頻尿、物忘れなどが見られます。

【瘀血証】
血流障害の状態です。
慢性的な痛み、便秘、しびれ、色素沈着、婦人科疾患などに関係します。

【痰飲】
水分代謝異常の状態です。
めまい、吐き気、浮腫、痰などに関与します。

また、重要なのは「主訴と関連した病証」を治療することです。

例えば、めまいの患者さんで痰飲が強ければ、痰飲へのアプローチが重要になります。

疲労感が強い場合は脾虚証・腎虚証、
慢性的な痛みやしびれでは瘀血証など、
主訴と病証を結びつけて考えることが必要です。

特に、

・精神疾患
・気管支喘息
・自己免疫疾患
・難病

などは、複数の病証が重なっていることが非常に多いです。

そのため、
単純な1つの病証だけの治療では限界があります。

複合した病証をどのように整理し、
どの順番で治療するか。

これが治療効果を大きく左右します。

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