関節リウマチの患者さんを診ていて、
「症状が多すぎて、治療の軸が定まらない」
そんな経験はありませんか?

関節リウマチは、
・複数関節の痛み
・腫脹
・可動域制限
が同時に存在する疾患です。

そのため、対処法を整理せずに治療を行うと、
効果が分散し、再現性の低い治療になりがちです。

私が考える関節リウマチの対処法は、主に次の3つです。
1.瘀血証・痰飲などの改善
2.慢性炎症の改善
3.関節の痛み・可動域制限の改善

まず重要なのが、
瘀血証・痰飲といった体内環境の是正です。
血流や水分代謝が悪い状態では、
関節の炎症や腫れはなかなか引きません。

次に、見落とされやすいのが
慢性炎症の存在です。
ここで言う慢性炎症とは、
副鼻腔炎・上咽頭炎・扁桃炎・歯周病など、
体内に長期間存在している炎症巣を指します。
これらの慢性炎症は
病巣感染となり、抗原抗体反応が惹起されることが分かっています。

関節だけを治療しても、
・腫れが引ききらない
・痛みがぶり返す
・改善に時間がかかる
といったケースでは、
この慢性炎症が背景に存在していることが少なくありません。

鍼灸治療では、
瘀血証・痰飲の改善と同時に、
慢性炎症を意識した全身的アプローチを行うことで、
関節症状の安定性と改善スピードが大きく向上します。

そして3つ目が、
関節の痛み・可動域制限への直接的アプローチです。
関節リウマチの患者さんは、
1つの関節だけでなく、複数の関節に症状を抱えています。
そのため、
1症状につき1穴
という治療では、どうしても非効率になります。

そこで私が開発したのが、
**1穴で10の症状を緩和する「マルチポイント」**です。
このマルチポイントは、
・関節痛
・可動域制限
・筋緊張
などを同時に改善できるよう設計されています。

関節リウマチはもちろん、
顎関節症、五十肩、手指の痛み、膝関節痛、外反母趾など、
多症状を抱える患者さんへの応用も可能です。
短時間で、再現性の高い治療を行いたい鍼灸師にとって、
大きな武器になる技術です。
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マルチポイント習得セミナー
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五枢会代表
武藤由香子