鍼灸治療を続けていると、つい「数」を意識してしまうことがあります。
ただ、本当に技術を磨き、治療力を伸ばしてくれるのは、目の前の“ひとり”を丁寧に診ることです。
一人の患者さんをじっくり治療していると、症状の変化、体の反応、刺激量の違い、経穴の選び方の微妙な差…そのすべてが学びになります。
同じ症状でも日によって反応が違うことも多く、そのたびに「次はこうしてみよう」「この角度で取穴したらどうだろう」と、アプローチがどんどん増えていきます。
多くの患者さんは、1つの主訴だけでなく、複数の症状を抱えています。
肩こり+頭痛、腰痛+冷え、不眠+自律神経の乱れ…など、組み合わせは無限。
つまり、一人の患者さんを診るだけで、何通りもの治療法を実践できるということでもあります。
そして複数の症状があるときに、特に大切なのが
「どの症状が最も鍵になっているのか」を見抜くこと。
鍵となる症状を的確に治療できれば、他の症状が連動して改善することも珍しくありません。
ここを丁寧に考える時間こそ、臨床家としての“深み”につながります。
ぜひ、今日の臨床でも「ひとりに深く向き合う」姿勢を意識してみてください。
それだけで治療の質が、驚くほど変わります。
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