患者さんから「何回くらいで良くなりますか?」と聞かれたことはありませんか?
これは多くの鍼灸師が一度は経験する質問ですが、実はこの“予測”が、信頼関係や通院継続に大きく関わってきます。
________________________________________
■ 私の臨床経験からの目安
実際の臨床経験をもとにした目安は以下の通りです。
• 軽症:3ヶ月(12回)
• 中症:6ヶ月(24回)
• 重症:1年(48回)
「1年かかる」と期間だけで伝えると、患者さんは驚いてしまうことが多いため、週1回通院した場合の「回数」で伝えるのがポイントです。
■ 急性症状は短期間で改善することも
一方で、急性の腰痛や寝違えなどのケースでは、3~5回の治療で改善することもよくあります。
このように、症状の性質によって予測を柔軟に使い分けることが重要です。
________________________________________
■ 途中でのフォローが鍵
どんなに丁寧に説明しても、長期間通っていただくには“モチベーションの維持”が必要です。
そのためには、身体の変化を定期的にフィードバックすることが効果的です。
•「以前より眠りが深くなってきましたね」
•「肩の緊張が明らかに減っています」
•「お腹の冷えが少しずつ取れてきました」
このような言葉が、患者さんの継続意欲を後押しします。
________________________________________
今後も、日々の臨床に役立つ情報をお届けしていきます。
ご意見・ご感想もお待ちしております!