60代女性、13年前にパーキンソン病を発症し、1年半前から通院中です。
主訴は腰痛で、著明な側弯があります。
前傾姿勢が強く、杖歩行にて来院しています。
ピサ兆候(上半身が斜めに傾斜すること)も見られます。
パーキンソン病発症前は非常に元気で、スポーツクラブに行って活発に動いていたとのことです。

ある時電話がかかってきて、「自転車に乗って転倒したので今日は治療をお休みにして下さい。」という事でした。
パーキンソン病の本を読んでいた時に、「パーキンソン病の患者さんは意外と自転車に乗れる」と書いてあったことを思い出しました。
まさか自転車に乗っていたとは思いもよりませんでした。
自転車に乗らないように指導しましたが、この患者さんは3回程自転車で転倒し、乗るのを止めたそうです。

その後パーキンソン病の患者さんに自転車に乗っているのかどうかを確認することにしたところ、何人も乗っていることが判明しました。
身体の傾斜が強い方や著明なフローズンゲイト(すくみ足)がある方には乗らないように言っています。
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