痛みの種類として「自発痛」、「夜間痛」というものがあります。
自発痛、夜間痛がある場合、炎症が強い・癌性疼痛など重症のことが多いとされています。

五十肩を例に取ると、坐位で痛むが臥位になって痛みがなくなるのは自発痛ではありません。
就眠中に仰臥位で痛むが側臥位で痛むのは夜間痛ではありません。
また、側臥位で上肢の位置を変えると痛みが消失するのも自発痛ではありません。

整形外科疾患ではある一定の姿勢を取ると痛む、ある動作をすると痛むという訴えがあります。
これは自発痛ではないことを示唆しています。

したがって何となく患者さんの言うことを聞いていると、自発痛・夜間痛に聞こえるものも、注意深く聞くと違うことがありますので、質問の仕方を変えたり、具体的な質問に変えることで診断を誤ることが出来ると思います。
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