急性腰痛の中でもひどい状態―痛み が強い、動きが悪い、体位変換不能等―の鍼灸治療は難しい部類に入ると思います。
そのような急性腰痛において重要な3つのポイントをお伝えします。
1)局所治療は極力避ける。
特に暖めたり、強くマッサージをしたりすると悪化する可能性大です。
2)病態を説明する。
なぜか患者さんは急性腰痛が1回で治ると思っていることが多く、病態によって予後が違うことが分かっていません。
筋肉の問題なのか、椎間関節に問題があるのか、椎間板に問題があるのかなどを説明します。
模型や図があると良いです。
3)50%の改善で良しとする。
50~80%改善出来れば大丈夫です。
更に良くしようと思って局所治療を増やしたりすると、悪化の原因となることがあります。
急性腰痛は、「焦らず、あわてず、無理をしない」気持ちで臨んでみて下さい。