超高齢化社会で問題となっている認知症。
認知症の前段階のMCI(軽度認知障害)は、その時に対策をすれば正常に戻り、対策を怠ると認知症になるというグレーゾーンの状態です。
海馬に萎縮が見られたり、体験全体を忘れてしまうのが認知症に対し、海馬の萎縮が見られず、体験の一部を忘れてしまうのがMCIとされています。

MCIと年齢相応の物忘れとの違いを鑑別するのが難しいと思っていたところ、MCIのスクリーニング検査というものがある事が分かりました。
アルツハイマー型認知症では脳にアミロイドβが沈着することが分かっています。
認知症ではアミロイドβの排除や毒性を弱める3つのタンパク質(アポリポタンパク、トランスサイレチン、補体タンパク質)が減少していることも明らかになっています。
したがって3つのタンパク質を調べることで、MCIかどうかがわかるということです。

鍼灸治療でどこまで認知症の改善に貢献できるかは未知数ですが、客観的な検査を行うことで改善度が分かるというのは心強いと思っております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*五枢会治療セミナー
再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。
興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。
http://5su.muto-shinkyu.com/