五十肩は結果が出る患者さんと出にくい患者さんに大きく分かれてしまう疾患です。
結果とは痛み・可動域の改善の事です。
結果が出易いか出にくいかの推定に病態把握は重要です。

五十肩とは通称で、腱板炎・上腕二頭筋長頭腱炎などを含む疾患を指します。
したがって腱板炎なのか、上腕二頭筋長頭腱炎なのか、両方合併しているのか、更に周囲の組織まで炎症が波及しているのか鑑別する必要があります。
またフローズンタイプ(固まっている)なのか、フリージングタイプ(可動域制限があるが他動的に動く)なのかの鑑別も必要です。

炎症の程度が少なく、フリージングタイプは結果が出易いといえます。

病態と来院のタイミングにより、同じ鍼灸治療をしても、劇的に効果が出たり、全く効果が出ない「五十肩」はなかなか奥の深い疾患といえます。