こんな患者さんはいらっしゃいませんか?
うつ病というほど行動が抑制されておらず、気分の落ち込みもひどくない。
神経症性障害というほど強い不安や恐怖もない。
そして身体症状が結構多い。
この様な方につく病名は「自律神経失調症」が多いと思います。

「自律神経失調症」では自律神経の状態・体質傾向・精神状態・更年期障害などの問題がミックスされ、明確に1つの問題を指摘できない状態ともいえます。
したがって現代医学的に治療することは困難になっていると考えられます。
この様な状態の自律神経失調症に対して鍼灸は非常に優れたアプローチが出来ると考えています。

しかし、何となく症状に対して治療したり、何となく反応点に施術したりといったものでは対応できません。
まず自律神経の状態を調整します。
次に体質傾向の調整が必要です。
更に精神症状に対するアプローチも行います。
また更年期障害がある場合はその治療も行います。

したがって自律神経失調症の治療は「何となく、反応点に施術」といった行き当たりばったりの治療では良くならない一方、習得すると他院と差別化できるものになります。