以前のメールマガジンで症状が多い患者さんの対処法をお伝えしました。
その時には1つの経穴で多くの症状を改善できる治療をすることを提案しました。
この方法は今でも使っており、有効な治療法だと思っております。
しかし、症状が多いのには根本的な原因があると考えられます。
第1に1つの病証が様々な症状を呈していることが考えられます。
脾虚証・腎虚証・瘀血証・痰飲などが候補として挙げられます。
場合によっては複数の病証が存在し多彩な症状になっている場合もあります。
更年期障害や自律神経失調症などに見られるパターンです。
第2に痛みの閾値が低下していることが考えられます。
体のあちこちが痛いという場合、その可能性が高いです。
抑うつを伴っている場合は相当可能性が高いです。
第3に心気傾向が強い場合も考えられます。
些細な症状を気にし過ぎるタイプです。
この様な患者さんは不安感が強く心配して症状を言っているので、まず説明をして安心をしてもらうことが大切です。
症状の多い患者さんに対しては、まず1つの経穴で多くの症状を改善できるものを選ぶという事と同時に、根本的な解決策として病証の改善・痛みの閾値を上げる・安心感の提供をするという事が良いと思います。
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