患者さんがひどい虚証で、手技で瀉法が出来ないという場合どうすれば良いでしょうか?
一般的には補法を行って、調子を整えてから瀉法を行うと思います。
しかし、そこまで行くのにかなり時間がかかるという事もあり得ます。

そのような時に使える方法として、「排便を促す」、「利尿を促進させる」というものがあります。
「発汗させる」のは表証の風邪などには使いますが、慢性疾患には使っておりません。
それ以外に「吐かせる」という方法もありますが、私は使っていません。

以前にもメールマガジンで書きましたが、病が軽い場合は補法で良くなりますが、重症の場合には瀉法が不可欠です。
そして重症(精神疾患・悪性腫瘍・自己免疫疾患など)の場合は虚実夾雑証になっているので瀉法のやり方に注意する必要があります。

また、精神疾患の患者さんは神経質で刺激に敏感な場合もあるので、刺激量に注意する必要もあります。