五枢会のセミナー では整形外科疾患・内科疾患・難病重症など様々な疾患の治療法をお伝えしています。
その中で最も基本となるのが整形外科疾患と考えています。
その理由として整形外科疾患では筋肉の緊張・圧痛・硬結などの反応を診て、それをターゲットに治療することが有効な治療ですが、内科や難病・重症も同様の方法で効果を出すことが出来るということがあります。
具体的には、胃の不調がある時、胃の反射領域の圧痛・硬結(中脘穴あたりや脊柱起立筋)を取ることが挙げられます。
鍼灸により胃の反射領域の圧痛・硬結が消失するとともに症状も軽減していくことが認められます。
腹証の異常は腹直筋・腹斜筋などの圧痛・硬結となって表れている場合も結構あります。
これらの圧痛・硬結をターゲットに鍼灸を行うことで、内臓の調子を整えることが出来ます。
したがって体表の状況を把握する能力は診断点・治療点を導き出し、内科疾患の治療を観念的・机上の空論的治療から実践的・効果的治療へと変換させることが可能となります。
また、整形外科疾患は直後効果(痛みの軽減・可動域の改善など)を出しやすいため、新規の患者さんが治療効果を実感しやすいという事も挙げられます。