高齢者の増加に伴い、脊柱 管狭窄症が増加しています。
2008年の和歌山県立医科大学整形外科のMRIを使った調査では、高齢者の約10%に脊柱管狭窄症がみられたとのことです。
脊柱管狭窄症では馬尾型と神経根型に分けられますが、鍼灸治療で改善するのは神経根型と考えられます。
私は脊柱管狭窄症に対し、脊柱アライメントを改善する治療を行っております。
改善し易いのは器質的変化が少ないものです。
逆に脊柱アライメントの異常が著しい、例えば強度のすべり症などは改善しにくいという印象があります。
また元来脊柱管が狭いタイプも改善が難しいと思います。
脊柱管狭窄症は痛み・しびれ・間欠性跛行など進行すると著しくADLが障害される疾患です。
手術は医師の力量によって効果が左右されるので、実力のある医師に予約が集中しなかなか取れない状況です。
高額な手術を行ったからと言ってすべての症状が取り切れない場合もあるようです。
保存的に症状が改善すれば患者さんにとって大変価値のある治療と言えます。