パニック障害―突然息が苦しくなったり、動悸・めまい・嘔気・手足のしびれなどのパニック発作が出現する―の生涯有病率は約10%位と比較的高い疾患です。
実際の臨床でもパニック障害の改善を希望して来院する方は結構いらっしゃいます。

パニック障害では脳におけるセロトニンの分泌に異常があることが指摘されています。
したがって薬物治療ではSSRIをはじめとする抗うつ薬とベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方されることが多いです。

パニック障害の鍼灸治療では自律神経の調整、呼吸筋・呼吸補助筋へのアプローチなどを中心に治療していきます。
東洋医学的には肝の病証ととらえることが出来ます。
厥陰経を中心に治療しております。
パニック障害における改善の目安は発作の回数の軽減、電車・バス・飛行機などに乗れるようになることが挙げられます。