一般的に中医学では舌診と脈診(祖脈)、経絡治療では脈診(六 部定位)が診断の中心となっています。
それに対し、日本の漢方では腹診を重要視しています。
腹診の長所は診断において共通の認識を得やすいことです。
つまり、人によって診断が異なるということが少ないことです。
また、東洋医学的診断(臓腑の弁証も含む)を下しやすいのも特徴です。
胸脇苦満(肝・胆)、心下痞硬(心)、胃内停水(脾胃、痰飲)、臍下不仁(腎)、小腹硬満・少腹急結(瘀血)、気満(気滞)などの所見があります。
更に治療による変化も出現しやすいです。
舌診も人によって診断が異なりにくいですが、治療による変化をとらえにくいのが欠点です。
臓腑の弁証はしにくいと思います。
ぜひ腹診を診断の中に取り入れていただくことをお勧めします。
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