現代医学では症状の原因が明らかでない場合に、特定の疾患を想定して治療を行う-診断的治療-を行なっています。
治療に効果があればその疾患と診断し、効果がなかった場合は、別の疾患の治療を試しながら診断を確定するというものです。
この考え方は東洋医学にも応用できます。
たとえばめまいでは痰飲・肝陽上亢・腎虚・気血両虚など複数の病証が原因で起こると考えられています。
どの病証か確定できない場合、まず痰飲の治療を行ないます。
改善すれば、病証は痰飲であったと考えることが出来ます。
もちろんその前に舌診・脈診・腹診などを行ない診断することは言うまでもありません。
しかし診断をしても分かりにくい場合には有用です。
実際の臨床では症状が教科書的ではない(すべての症状がそろっていない・複数の病証が合併している)ことも多いです。
その様な時に何となく適当に治療してしまいがちですが、診断的治療を行なうことにより、解決できます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*五枢会治療セミナー
2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。
興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。