初診時の顔面神経麻痺の患者さんは今後どの程度回復するのか知りたいと思います。

顔面神経麻痺がどの程度改善するのかは、ある程度予測することが出来ます。

その時に用いられる検査法にENoG(エレクトロニューログラフィー)があります。

ENoGは顔面の筋肉から誘発される活動電位を患側と健側で比較して数値化したものです。

ENoGが40%以上では完全に回復、ENoGが10%以上40%未満ではほぼ回復、10%未満では不完全な回復になります。

この検査は病院で行なわれますが、鍼灸院で出来る検査法に柳原法があります。

柳原法は顔面の動きを10種類に分け、各項目を4点として40点満点で評価する方法です。

発症2週間で柳原法18点以上であれば完全に回復、10点以上であればほぼ回復、発症4~8週経っても10点未満であれば不完全な回復になります。

柳原法以外にも鍼灸師が出来る顔面神経麻痺の評価方法はありますが、予後の推測が出来るという事と、細かく評価できるという事で有用な評価法であると思います。

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