大腸の石灰化により腸の蠕動運動が低下し、腸閉塞を起こしやすいという事で来院している患者さんについてお伝えします。

65才女性、やせ型で脾虚証タイプ。

既往歴は18才に虫垂炎の手術をしています。

腸閉塞が起こりそうなときには臍傍とマックバーネー点に圧痛・硬結が出現します。

そして状態が回復すると圧痛・硬結が消失します。

腸閉塞を誘発するパターンとしては、消化の良くない物・冷たい物を食べるなどです。

治療経過中に顎関節症が出現し、咀嚼筋・商陽・少沢などの刺鍼を開始してから腹部の硬結はほとんど出現しなくなりました。

その頃から腸閉塞も起こっていません。

それまの取穴(水分・大巨・血海・上巨虚・大腸兪・沢田流神門・支溝など)より上記取穴の方が効果的であったことが興味深いです。

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