セミナー中に良く質問される内容とその回答をお伝えします。

質問:治療をして明らかに改善しているのに、特に改善したという感覚のない患者さんがいらっしゃいます。どのように対処したら良いでしょうか?

回答:治療前と後で客観的所見を取ることをお勧めします。

具体的には可動域・理学テストなどです。

それ以外では筋緊張や圧痛などでも結構です。

これらの所見が改善したことを伝えると納得しやすいと思います。

治療後特に改善したという感覚のない患者さんには幾つか理由がありますが、

1)身体感覚が鈍麻している。

2)少し位改善しても評価の対象にはならず、大きな改善が得られたところで評価する。

等の理由が考えられます。

前者には体の状態が悪く、多少改善しても感じられないという可能性があります。

普段の食事が良くない傾向がみられます。

後者には難病など重症の方に良くあるパターンです。

わずかな改善では喜んでいただけないです(その後悪化することも考えられるから)。

体の状態がワンランク上がった時点で評価されるということはあります。

とにかくこちらの主観で話をしても煙たがれるだけですので、治療効果を高め、客観的事実を蓄積することです。

また、患者さんが効果を感じるのにタイムラグがある場合もあります。

鍼灸師が改善したと認識した時から数回後に改善したと言われることも少なくありません。

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*五枢会治療セミナー

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