治療効果が出にくい原因の2つ目としては「刺激量が少なすぎる」というものがあります。

特に刺激量が少なくなりがちなパターンとして「刺激に過敏である」ということが挙げられます。

鍼を極端に痛がったりされると細い鍼を使わざるを得なくなり、どうしても刺激量が少なくなりがちです。

こういった患者さんには鎮痛処理を行ないながら刺鍼をすると、治療効果が一気に高まる場合が結構あります。

また一見虚証に見えるのに、ある程度刺激量がないと効きにくい場合もあります。

この場合は徐々にドーゼを上げるしかありません。

灸も刺激量で効果が全く異なります。食中毒の治療で有名な裏内庭も壮数が少ないと効果が出にくいのに対し、10壮から数10壮施灸するとかなり効果が出ます。

鍼を太くする・置鍼時間を延長する・施灸壮数を増やす・パルス通電を行なうなど種々の方法がありますが、目的(温補・鎮痛・筋緊張の緩和など)に応じて手段を取捨選択していかれると良いと思います。

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