超虚証と並んで難しい患者さんは肥満が著しい方です。
まず第1に筋緊張が分かりにくいです。
以前治療していた40代男性の方は身長176cm、体重85kgで背部のコリ・痛みを主訴に通院していました。
特に背部に筋緊張は認められず、遠隔取穴プラス背兪穴の施灸などを行なっていました。
何度か治療するうちに背部の浮腫が減少し、脊柱起立筋の緊張が浮き出て来ました。
その後、起立筋の横刺、多裂筋への刺鍼などを加えかなり改善しました。
第2に症状が改善しにくいです。
特に変形性膝関節症では体重が重いほど膝への負荷が強いため、同じ治療を行なってもやせ型~中肉中背とは効果が違います。
また、中年以降の女性は特に筋力が弱いことが多く、より治療が難しくなって来ます。
肥満傾向の患者さんに対しては、症状に対する治療以外に、便秘・浮腫の治療も加えた方が良いと思います。
また、定期的に運動する習慣をつけて頂くことも重要です。
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*五枢会治療セミナー
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