急性症状で病邪の勢いが強い場合、瀉法を行なうことで症状が寛解します。


それは患者自身の自然治癒力が高いからです。


慢性症状で胃腸が弱い(胃のもたれ・食欲不振など)、疲れやすいなどは補法を行なうことで症状が寛解します。


難病・自己免疫疾患・癌などでは虚証(自然治癒力が低い)、かつ病邪の勢いが強い虚実夾雑の典型例になっています。


うつ病などの精神疾患・アトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚病・気管支喘息なども虚実夾雑証です。


この場合、瀉法だけでは症状が改善しません。


補法だけでも同様に改善しません。


補法と瀉法を組み合わせることが必要になります。


補法と瀉法の割合や手法(鍼なのか灸なのか)、補瀉の順序によって複数の組み合わせが考えられます。


その中でその患者さんに最も合った方法を選んでいくことが重要と思います。


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