以前、セミナー受講生に「五枢会の治療法は標治法なのですか、本治法なのですか?」と聞かれたことがあります。


学校の教科書では、「標治法」は症状を治療する事、「本治法」は疾病の本質を探り治療する事と分類されており、全く別の治療(2本立て?)になっているように書かれています。


しかし、私は病気の原因をその様にとらえておりません。


例えば1人の患者さんに5つの症状(A~E)と3つの複合した体質傾向(D~F)があったとします。


Aの症状がCの症状から来ている場合、Cの症状を改善することは価値のあることと考えます。


更に、Cの症状はDの体質傾向から生じている場合はDの治療も必要になります。


これはカイロプラクティックで表現される、「メジャー」と「マイナー」の関係になります。


AとCではCがメジャー、CとDではDがメジャーになります。


Dの治療を行なうことで症状がなくなったとしても、労損・飲食不節・加齢などにより、EやFに関連した症状がその後出現することもあり得ます。


この様に「本治法」と「標治法」は2分して分類するものではなく、患者さんの身体の状態を見ながら変化するものを追及していくものと考えています。


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*五枢会治療セミナー


2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。


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