NHKのクローズアップ現代(2016年2月10日放映)で治療院における医療事故を取り上げていました。


治療院の増加に伴い、医療事故も増えているとの事です。


国家資格がある治療家・ない治療家どちらにも起こっているとの事です。


印象的であった2症例を紹介します。


1例目はマッサージ店に行き、強く上背部を押圧されたところ、激痛が出現。


整形外科を受診したところ、肋骨骨折の診断が下ったとの事。


元々この方は骨粗鬆症であったという事です。


2例目は整骨院で頚部にカイロプラクティックの手技を受けたところ、手足のしびれ・歩行障害が出現。


整形外科を受診したところ、脊髄損傷の診断が下ったという事です。


この方は元々後縦靭帯硬化症があったとの事です。


2例に共通しているのは、元々疾患があったという事と強い手技を受けていることです。


やはり、現病歴・既往歴を良く聴取したり、理学検査をきちんと行ない、病態把握を十分に行なう事の重要性を痛感しました。


また、国家資格を持たない治療家(例えばマッサージ店など)の中には解剖・生理・病気の知識がほとんどないケースもあるようです。


施術事故として訴えても因果関係がはっきりしないため、泣き寝入りになっているケースも多いようです。


法治国家として、この様な状態を放置していて良いものなのでしょうか?


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