南宋に活躍した席弘は鍼の技術が非凡であったと伝えられています。
席弘の十代目の子孫の席信卿の弟子である陳会から秘伝を伝えられた劉瑾(りゅうきん)の著書である「神応経」には席弘の治療の秘訣や補瀉の順序について書かれています。
治療は先に瀉し、後に補すべきで、これを「平補平瀉」という。
なぜなら症状が出る場合そこに邪気が集まっているからである。
そして邪気が集まったところは正気が虚している。
両手の拘攣には先に曲池を瀉し、後に肩髃・手三里を補う。
頭痛・項強には先に承漿を瀉し、後に風府を補う。
正気の虚損がない場合は瀉法のみで良い。
私も自分の治療では先に瀉法、後に補法を行なっております。
体力が極端に低下している場合は補法を中心とした治療を1~3回行なった後、先瀉後補の治療をしています。
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