施灸による過誤だと思っていたら、病気であった症例です。
40代女性、鍼灸師。
手指の痛み・背部痛などを訴えて来院しました。
CM関節症・慢性膵炎の診断を受けています。
背部5~6ヶ所位に直径1cm位の痂皮・直径5mm位の水疱が形成されていました。
理由を尋ねると、助手の鍼灸師に毎日施灸をしてもらっており、その助手の方のお灸が下手なためではないかとの事でした。
あまりにも状態がひどいので皮膚科の受診をすすめたところ、「天疱瘡」の診断が下りました。
天疱瘡は自己免疫疾患で、皮膚の刺激により水疱や痂皮が形成されます。
背部への施灸が刺激となった可能性があります。
皮膚を鍵でこするだけで水疱が出来るので、皮膚科医からは鍼灸は禁忌と言われたとの事です。
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