良く、「舌診・脈診・腹診など色々な診断法がありますが、どの診断法を重要視していますか?」と質問されます。
どの診断法を重要視しているのかは、「状況に応じて」です。
秒単位・分単位の変化を診る場合は脈診が最も適しています。
1本の鍼でも変化するし、治療前と治療後では大きく変化します。
虚脈・弦脈・細脈などは多くの場合平脈に変化します。
また、心臓の調子を見るには脈診が最も適しています。
逆に長期的な変化を診る場合には、腹診が最も適しています。
身体の状態が良くなってくると、腹部の弾力性がアップしたり、胃内停水・臍下不仁が改善してきます。
(腹診の中では、胸脇苦満・心下痞硬・少腹急結・小腹硬満などはすぐに改善しやすいです。)
消化器の調子を見るには腹診が適しています。
舌診は消化器の状態や全身状態(瘀血証・痰飲など)を知るのに適しています。
黒苔は重症と成書に書いてありますが、今までに2名遭遇しました。
1名はその後(1年以内に)C型肝炎で亡くなりました(まだ、インターフェロンの治療が確立していない頃のことです)。
もう1名は心房細動のある方でした。
1つの診断法だけだと誤信する可能性があるので、複合的に診る様にしています。
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