漢方薬から東洋医学的病証を把握する方法の
第4回は温(熱)性薬です。
暖める作用の強い生薬として、附子・人参・
乾姜・生姜・当帰・熟地黄などが
あげられます。
真武湯(附子)、当帰芍薬散(当帰)、
十全大補湯(当帰・人参)、
人参湯(人参・乾姜)、
大建中湯(人参・乾姜)、
八味地黄丸(熟地黄・附子)、
補中益気湯(人参・乾姜・当帰)、
四君子湯・六君子湯(人参・生姜)
が代表的漢方薬です。
これらの漢方薬が処方されている場合、
寒証である可能性が高いと考えられます。
治療は透熱灸や温灸が中心となります。
脾虚タイプでは腹部中心、
婦人科疾患などでは
腰仙部中心に温補法を行ないます。