治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目、第9回は頸部でした。
今回は腰仙部についてお伝えします。
仙骨上の浮腫は婦人科疾患・前立腺疾患などに伴う骨盤内の循環障害を考えます。
自覚症状は腰痛・腰部冷感です。
また、仙骨の側方に著明な圧痛が出現することも少なくありません。
この様な場合は腹証で確認をします。
少腹硬満・少腹急結・臍傍の圧痛などが存在していれば、確定です。
他には舌や唇の色(紫色)、皮膚の色(どす黒い)の確認も重要です。