治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目でした。
今回は頸部についてお伝えします。
前頸部では斜角筋・胸鎖乳突筋の緊張を診ます。
斜角筋は筋線維と垂直に手を動かすと緊張が分かります。
胸鎖乳突筋はつまむようにして、上から下へスライディングしていきます。
この2筋は精神ストレスが強いと緊張が強くなりますので必ずチェックしています。
後頸部では上部頸椎横突起に付着している頸板状筋をチェックします。
この筋肉は頸椎のアラインメント不整(ローテーションなど)で緊張が出現し、筋緊張の左右差も見られることが多いです。
もし頭痛を訴えている場合は、頭半棘筋(頸椎棘突起のやや外方で僧帽筋の下層)や上頭斜筋・下頭斜筋(第1頸椎横突起の上方・内下方)もチェックしています。