糖尿病の患者さんで気をつけることとして3点説明致します。
1点目は治療法です。
皮膚が化膿しやすいので直接灸や皮内鍼を長期間入れておくことは避けるべきと思います。
耳に皮内鍼を入れて化膿し、切開と1ヶ月投薬が続いた症例が報告されています。
2点目は低血糖症についてです。
血糖が50mg/ dl以下の時、低血糖とされています。
血糖降下薬やインシュリンを投与されている方は低血糖を起こす可能性があります。
空腹感・思考力低下・顔面蒼白・発汗・頻脈→徐脈などの症状があれば低血糖症を疑います。
治療直後に意識障害に陥った患者さんが低血糖発作だったという症例が報告されています。
血糖降下薬を誤って多く服用していたとのことです。
常に飴などを持参するように指導して下さい。
3点目は合併症です。
糖尿病には様々な合併症がありますが、特に四肢末端の知覚障害・閉塞性動脈硬化症は比較的多く見られます。
もし四肢のしびれや間欠性跛行があるようでしたら専門医を受診していただくことをお勧めします。