こんばんは。

 

三重県の出張・訪問専門心理カウンセラーの佐藤です。

 

皆さんは、“怒り”という感情に対してどのように対処していますか?

 

私は学生時代、“不登校”になった事をきっかに、世間から批判を浴び、家庭背景など様々な影響を受けて大きな“怒り”や“ストレス”を抱えていました。

 

8歳で円形脱毛症になったくらいです。

 

当時の私は、転んで怪我をした時に一部分がハゲただけと思っていましたが(笑)

 

成長するにつれて、改めて自分の心の奥底に親や世間に対する強い“怒り”の感情があることを知りました。

 

ギターを爆音でかき鳴らし“怒り”を発散させる日々。

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思春期によくありがちなパターンですが(苦笑)

 

10代後半になって、“怒り”を昇華させようと自分なりに考えた末に、筋トレに励んだ時もありました。

 

もちろん、そんなことで“怒り”をコントロールできていたわけではありませんでした。

 

それどころか、気づかないうちに“怒りの爆弾”(アンガーボム)が心の中に蓄積されていきました。

 

車の免許を取ってから間もないある日、“イライラ”しながら車で出掛けました。

 

前日は雨が降り、舗装がされていない道の路肩が一部崩れているところが。

 

イライラのまま、ほぼフルアクセルの状態からブレーキをかけながら左折をした時、ぬかるみにハンドルを取られ、そのまま田んぼに横転。

気づいた時には、助手席の窓から空が見えていました。

 

車は即廃車。不甲斐ない自分が情けなく、さらに自分自身に対してイライラ。

 

その後も、親子関係や人間関係、色々な出来事で言いたいことが言えず感情が抑圧され、“怒りの爆弾”が増えていきました。

 

ここで問題なのは、その「怒りを表現できない」ということです。

 

 

水道・蛇口 関係理論

 

水道は、水を「出せる」という前提のもと、蛇口で「調整」することで、水の量を自分で加減することができますよね。

 

怒りや他の感情も、これとよく似ていると思うんです。

 

自分の感情を出せる(表現できる)からこそ、それを調整できるわけです。

 

その為、出すことが出来ないものは当然ですが調整もできません。

 

小さい頃から感情表現を自由にする事が出来なかった人は、上手く表現できずに、すごい勢いで怒ったりしてしまいます。

 

感情表現を調整することが難しいわけです。

 

あるクライエントの方はこう話していました。

 

「自分の思いを伝えたいけど、身体が震えるくらい怒ってしまって頭が真っ白になる。そんな事を繰り返していたら、怒りすぎてしまう自分が嫌になり、その場から離れてしまう。落ち着きを取り戻してその場に戻ると、ぐちゃぐちゃに物が破壊されている事に驚く。これ、自分がやったんやな、、、と落ち込む。」と。

 

日常生活における出来事がきっかけで、心に蓄積されてきた“怒りの爆弾”=アンガーボム に火が着き、次から次へと導火線に引火し、怒りが爆発する。

気づいた時には、怒りで身体が震え、頭が真っ白に。

 

ある人は、一般道をアクセル全開で走り抜け

 

ある人は、携帯や釣り道具、ゴルフ道具など、自分の大切な物を破壊し、

 

またある人は、人に八つ当たりしたり、信号待ちの運転手にケンカを吹っかける。まるで、溢れだす“怒りを”発散させる機会を自ら作りだすように。

 

最近、なにかと問題になっている「あおり運転」も、“怒り”という感情が発端となり、第三者を巻き込みながら、「怒りを発散させる」機会を求めている行動と言えるかもしれません。

 

 

怒りをコントロールできない

 

我慢をすることが当たり前となり、自分の存在を無視されている、と感じて“怒りが”生まれる。

 

これを言ったらどう思われるだろう?と、感情の自由がなく、幼少期から抑圧されてきた、という背景があった方は、人よりも多くの“怒り”を抱えているかもしれません。

 

それ故に、一度イライラしてしまうと爆発力も大きく、収拾がつかなくなってしまいやすいわけです。

 

この怒りをコントロールできるようになるプロセスとして、簡潔に表わすと、

 

第一段階で、自分が何に怒っているかを知る(パターンを知る)

 

第二段階で、自分の感情を少しずつ表現する(出す練習)

 

第三段階で、感情の調整を訓練する(出せる前提から調整へ)

 

という取り組みが有効的だと思います。

 

“怒り”と一言で言っても、その根底には、あらゆる感情や思考、出来事が絡み合っています。

 

その為、「人に話す」ということがとても重要です。

 

“話す”ということが、自分ひとりでは気づけないものに気づける機会となります。

 

“怒り”あるいは“感情のコントロールができない”

と言ったことでお悩みの方、いつでもお気軽にこちらからご相談ください。