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ブスでごめんなさい

どこにでもいる女子大生のどこにでもある話

わたしの個性は昔から打たれる個性だった。
一部を除く同級生からも打たれたが、今思えば義務教育終了までが一番個性が打たれた時期だったと思う。

特に小学校高学年の時、幽霊や残酷な絵を描くことがマイブームだった。
休み時間はもちろん、図工の時間にもガリガリとずっと描いていた。


幸い、その時のクラスの中心人物たちがわたしの個性を良しと捉えていたので、避難されることはなかった。
そしてその時の担任も寛容な人物であって、わたしが咎められたり、禁止させられることはなかった。

ある日担任に、学校全体で使う挨拶運動だか校内や登下校のマナーだかのポスターを描いてくれないかと頼まれた。

しかし、わたしは可愛らしい絵は描けなかった。
どうしようかと挙動不審になっていると、担任が「いつも遠藤が描いている絵で良いんだよ」と言ってくれた。
正直泣きそうだった。しかし涙が出にくい体質なので出ることは無かった。


そして真剣に考えて考えて、描いた。


登下校のマナーを促すもので、横断歩道を飛び出さないというテーマだった。


たしか無表情なおかっぱの女の子が振り返り、血の涙を一筋流しているような絵をアップで描いた。
基本モノクロで描いて、肌を少し青白くして、涙と文字だけを赤で書いた。

文字は「行きますか、生きますか、“逝きますか”」だったと思う。
今思い出すと、とんだマセガキな気もするが当時の担任の先生はわたしが恥ずかしいくらいほめてくれた。
同級生からも絵が上手いだとか、色が好きだとか、頭の良い子には文字の使い方をほめられた。
なんというか今思い出しても自分の中でも一番良い出来だったと思う。

ニコニコしながら私のポスターを持って担任は職員室へと向かっていった。親とも上手くいかず、地味で自己主張もほぼしなかったわたしは、認められたようですごく嬉しかった。うん、嬉しかった。生きてて良かったなと、大袈裟でなくそう思った。

それから休み時間にはまた奇怪な絵をガリガリ描いた。



それから下校時間になり、担任に呼ばれた。
冬だった。
教室はもうオレンジ色になっていて、ストーブの消された室内に担任と2人だった。
手にはわたしのポスターがあった。
すごく申し訳なさそうな顔をしていた。

なんとなくは察した。
そしてその通りだった。


わかっている、高橋先生は悪くないのだ。
そして担任から笑顔でポスターを受け取って、下駄箱でビリビリに破ってポケットに詰めた。

家に着いたころにはもう真っ暗で、洗濯機に服を入れる前にポケットを確認するとなにも無かった。


なんか最近ついてるかも!

スイーツ研究に参加出来たり、ばんばんメールくるし♪


めったに使わないような♪記号まで使ってますよ。
るんるんですね。

首が太かったり、黒かったり、馬鹿でかかったりする男くさいのがキライです。
というよりコワイ。
肉食系もキライ、B系なんてもっとキライ、がっちりなんてとんでもない!
だってやっぱりコワイし。

ということを弟に話したら、

えー。でも、イカツイほうがカッコいいし、身長も高いほうがいいと思う。
ってか俺ももっと身長欲しいー

だってよ。170越えてんだからそれ以上あったら邪魔で仕方ないし、なにせ可愛くなくなってしまう!
おねーちゃんは許しませんよ!それ以上大きくなるなんて!


とまあ力説したところで弟の成長が止まるなんてことはない。止まればいいんですけどね。


そういえば最近、弟がダイエットをしているらしく、そばでモリモリご飯食べているおねーちゃんを切ない目で見ます。


おまえダイエットしろよ

とまあよく言われるのですが、する気は御座いません!

おなかすくとイライラするし、まぁ痩せて絶世の美女になるんだったらやっても良いけど、
家系的に望みも薄いのでこのままモリモリ食らっていこうと思っております


ちなみに弟、175cmで58キロというなんとも羨ましいスリム体系です。
おねーちゃんの肉、だいぶ余ってるから貰ってくれないかなー…なんて。